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人造女神アリスディアと魔人少女達の戦い
始まりの終わりと終わりの始まりF
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っ!?」」」」

 その言葉に村人共は静まる。しかし、兵士達は逆に攻撃体勢を取って行く。

「ここは正式俺が受け継いだ領地だ。気に食わないというなら出て行け。俺は魔人だからと言って、差別する気は無い。ましてや魔人の力は見ての通り強く、魔物に有効なのだからな。使えるモノは何でも使わねば生き残れないのはここに住んでいる貴様らが一番理解していると思ったのだが?」

「「「「…………」」」」

 俺の言葉に、村人達は黙る。ここはそれ程に危険だ。冒険者でも上位の連中はここを狩場にしているし、中位の連中はまず来ないような危険な場所だ。

「結界までこうも容易く破壊するとは思っていなかった。ゴルドラと言ったな。守備隊なら俺の部下になるんだ。力を貸してくれ。このニブルヘイムを発展させたい」

「お前が今までの屑と違って、ちゃんと村を守ってくれるなら俺達はいくらでも力を貸してやる。だがっ!! てめぇが魔人共をちゃんと扱えるんだろうな? 暴走でもされちゃあたまんねけぞ」

 兵士達も頷くが、こいつ等…………理解してるのか?

「その点は大丈夫だ。この子達は俺の奴隷にしてある。俺には逆らえない。他にやって来た魔人も奴隷とした後、普通にお前達と同じように生活してもらう。それより、お前らは理解していないのか…………?」

「何がだ?」

「ゴルドラ、てめぇは今、1対1でその魔人を圧倒的な力でぶっ倒したんだぞ! 貴様の力も魔人と同等だろうがっ!! お前ら兵士も含めてここで活動出来る時点で魔人と同等くらいには戦えるって事だろ」

「「「「あっ…………」」」」

 思い当たる節はあるみたいで、理解したようだ。

「確かに前、故郷に帰って兵士達と一緒に魔物狩りをしたんだが…………周りの連中は雑魚過ぎたな…………」

「俺もそうだ。騎士団の訓練に参加したんだが、温すぎたぞ」

「実際問題、あの子達1人ぐらいだったら1体1なら倒せるよな」

「手こずりそうだが、何とでもなるな」

 どんな化け物連中だよ…………予想以上にやばそうだ。

「確かに、俺達の方が化け物って言われて納得出来るな。それに奴隷にして絶対遵守の呪いがかかっているなら問題は無いだろう。ここは力こそが全てだ」

「そう、この子達は俺の力だちょっとずつでも仲良くしてくれ。さて、それじゃあ…………」

 纏まりかけた瞬間。物見櫓から村中に響き渡るような鐘の音が響いた。見ると、近くに狼煙が2つ色違いのが上げられている。

「これは?」

「敵襲を知らせる鐘の音だ」

「狼煙は?」

「赤が敵襲。黄色が危険だから戻って来いって合図だな。つまり、こっちに魔物共が向かって来てるって事だ。おい、魔人の嬢ちゃん達。早速だが、戦えるか?」

「「私達
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