食峰と垣根と一方通行と
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「つまんねぇ…」
「霧嶺!」
「あぁ?」
「垣根か。てかなんでここにいる。」
「あぁ、ちょっと早く仕事が終わったんでな。暇だしと思ってきたんだが。」
「霧嶺さ〜ん♪♪」
「食峰か。」
「そうなんだゾ☆なによ食峰かってつめたい…」
「悪い。食事でもいくか?。」
「あぁいいぜ」
「ぜひ!!さぁさぁいきましょ♪♪」
ーファミレスー
「なぁんでこうなる。」
「悪りィな。邪魔しちまって」
「まぁいいさ。一方通行すわれ」
「あぁ。」
何故一方通行が居るかというとファミレスに行く途中、
出会ってついてくることになったのだ。
「しっかしテメェはかわんねェな。誰にも心を許さないところとか
今も左腕に杖ついてるし右腕にはチョーカーついてるしよ。」
「しょうがないだろ。こうでもしないと、霧嶺が能力使った瞬間、
全て破壊されちまうし、体への侵食がすすんじまうしな。」
「体への侵食?初耳なんだゾ☆詳しく教えてくれない?」
「まぁいい機会だはなしておこう。俺は能力を1%使った場合寿命が1日へる。
いつもは5%しか使っていないが使った回数は2000回。もうすでに13年
くらいは減ってると思う。こんな感じに能力が体を蝕んでいってる。」
本当はすでに40年分消費しているのだが、教える訳にはいかない。
「なんなのよ…その能力それじゃ代価を差し出さないと何もできないじゃない!」
「あなたは過去に一回死にかけてるんでしょ!だったら
代価はその痛みだけで充分じゃない!!なのになんで……」
「何かを犠牲にしても助けたいものがあるだからその為に犠牲を払う。
犠牲を払うだけでたくさんの人が助かる。自分の意思で犠牲を払う。
誰かにやらされてるんじゃない自分の意思でやってることだ。
絶対にこうかいはしないさ。」
霧嶺はそう言って静かに席を立った。
「あっ金払うの忘れた。」
ー自宅ー
「はぁ〜〜〜〜」イツデモサガシテイルヨドッカニキミノスガタオ
「ン?携帯か。」
「霧嶺だ。アレイ☆か。」
「あぁ、君にやってもらいたいものがある。内容は…」
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