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【完結】剣製の魔法少女戦記
第四章 空白期編
第百二話      『続・なのはのシホちゃん観察記録+α』
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コンビネーションを魅せられてキャスターさんと一緒に嫉妬していたり。
それから八神家全員が帰ってきて一緒に食事をしました。
その際にヴィータちゃんがその敏感な舌で料理を作った人を言い当てて実に美味しそうに食していた。
“ギガうま”の言葉も聞けてシホちゃんは満足そう。
それから後片付けも終わらせてツルギ君とも少し遊んだりした後、私達ははやてちゃんの家を後にして家へと帰る途中、

「なのは。今日一日は少しぼぉーっとしていたけど大丈夫…?」
「え? そうかな。でも結構有意義な一日だったよ? シホちゃんと士郎さんはやっぱり同じなんだな…って思いも感じたしね」
「そう? ま、もとは同じ人間だったんだからそうそう違いもないでしょうしね」
「うむ。しかし余は奏者が一番だからな」
「ありがとね、ネロ」
「なるほど…。今日のナノハはシホを観察していたのですね?」
「そのようですね。アルトリア」

アルトリアさん達にはばれちゃったか。
だけど観察してみて分かったことがあるの。
そんな二人でもやっぱり違いはあると思うの。
それはシホちゃんは私達高町家を大事にしている事。
だけど士郎さんの違いはやてちゃん達八神家を大事にしている事。
それはもう二人の違いだと思う。

やっぱり出会いのきっかけはあったと思うけど私はシホちゃんと出会えて家族になれてよかったという想いを抱いた。
この素晴らしい出会いに感謝しなくちゃ。
そしてその感謝を少しずつシホちゃんに返していくんだ。
そう思った色々と有意義な一日でした。まる。


◆◇―――――――――◇◆


…少し時間を戻して、


Side 八神はやて


今日はなのはちゃんやシホちゃん達との合同任務や。
でも今日はなのはちゃんの心はどうやらシホちゃんに向いているようや。
顔を赤くしたり考えていたりと見ていて面白かったわ。
そして少し気付いたことやけどなのはちゃん、シホちゃんに落とされかけてんのとちゃうかな…?
シホちゃんのキラースマイルはこの私をしてもたまにドキッとしてしまうほど強烈やからな。
シホちゃんラバーズが増えるのも時間の問題かもな。
…ん? 私はないのかって?
今のところはないんね。
私はみんなを見ているほうが楽しいしなぁ〜。
それにツルギ君の『逆・光源氏計画』を発案している身としては計画は慎重に練らんとあかん。
だから今は私の恋はお預けやね。それにもしかしたら将来好きになれる人が見つかるかもしれへんしな。
色々と考えはあるけど今はまだ先の長い話やからゆっくり考えていこか。


閑話休題


それから暴走した生物を倒す時にシホちゃんと士郎のコンビネーションを見せ付けられて思ったことはただ一つや。
…シホちゃん、お願いやからア
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