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イナズマイレブンGO AnotherEdition
第1部 シード編
第3話『海龍発動』
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後までやり切るぜ、途中で放棄なんかしたりしねぇ!ボロボロになってもお前は特訓にやり続けてんだ!だったら俺も無理してでもテメェの付き合ってやるよ!」
「浪川……」
「さぁ、休憩もしたしまだまだ行くぞ!」
「おぉ!!」
練習を再開し、再び浪川は化身を呼び起こして何度もシュートを叩き込む。しかしそれでも、黒いオーラは大きさを増し次第にオーラは化身の全体的な形を形成しつつも、完全とまではいかず、シュートは蹴り返せず、化身は形だけで真の姿を現さないままで、長時間続く特訓に二人とも既に披露困憊だった。
「くそっ!また駄目だ!何が、何が足りねぇんだよ!!」
「(確かに力も十分込められてたし、化身も徐々に形にはなっている。ただまだこいつの中で何かが足りねぇ。それが何かわからねぇ事には、これ以上やっても効果はないかもな)」
「ハァ、ハァ……浪川、俺、絶対諦めねぇ!お前が無理してまでやってくれてんだ。俺絶対それに応える!絶対お前のように強くなる!」
「!」
その言葉を聞いた途端、浪川は何かに気付いた様子で。
「それだ!!」
「えっ?」
「テメェに足りねぇはそれだ」
「それって、何の事だよ?」
「欲だ。テメェには欲が足りねぇ!」
「欲!?」
「そうだ。強くなりたいんだろ?だが、俺のようにじゃ駄目だ!俺以上に強くなりたいだ!」
「どういう意味だよ?」
「分からねぇのか?テメェに足りねぇのは誰よりも強くなろうっていう想い、誰よりも高く上ろうとする向上心!そいつをもっと強く持て!」
「向上心?」
「化身は心の強さが具現化したもの!強い想いがあれば、化身を呼び出す引き金になる筈だ!」
「……分かった。俺、やるぜ!!」
言われるがまま、再び互いに構える二人。休憩を挟んでいるとはいえ、既に息も絶え絶え。疲労により体は限界寸前ではあるものの、それでも体力が限界を超えるまで彼ら二人はやめる事を知らない。
「行くぞォ!龍野ッ!」
「いつでも!!」
再び浪川は自らの化身、海王ポセイドンを呼び出し、目の前の龍野に向かいシュート体勢に入り、龍野もそれに身構える。
「こいつが俺の全力だッ!!うおおおおおおぉぉぉぉぉッ!ヘヴィアクアランスッ!」
浪川がボールを蹴ると同時に、ポセイドンは手に持つ強大な槍を投げつけ、そのパワーをボールに乗せる化身呼び出した状態での必殺技、化身シュート。今までの中で最大の威力を誇るそのシュートだが、それでも龍野は少しも怯んだり、退く事もない。
「(俺は強くなる!誰にも負けたくない!俺は、俺は!!)」
龍野の体から高まる感情に合わせて、黒いオーラが現れる。
「俺は、誰よりも強く!最
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