暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic8-A神は言っている。魔法少女になる運命だと〜The FooL〜
[3/11]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
!」とか言ってどっかに走り去って行っちゃった。ポカーンとアリサちゃんを見送った私とすずかちゃんとファリンさん。どうしたんだろ?って訊き合うだけ。
「なのは達は先に行ってて!!」
最後にそう聞こえてきて、今度こそアリサちゃんは完全に姿を消した。
「さっきアリサちゃんがすごい速さでどっかにすっ飛んでったけど、なんかあった? しかも一度見たら夢に出そうなほどに恐い顔していたんだけど・・・」
お姉ちゃんがそう言って部屋に入ってきたけど、理由はサッパリだから私たちは小首を傾げるだけ。先に行っててって言われたけど、私とすずかちゃんはアリサちゃんが戻って来るのを待つことにして、お姉ちゃんと合流した忍さん達を先に行かせた。やっぱりアリサちゃんも一緒じゃないとね。ここは待つのが親友ってものだよ♪
†††Sideなのは⇒アリサ†††
「あんた達、いつの間にあたしの荷物に紛れ込んだのよ・・・!?」
ついさっきまではルンルン気分だったのに、着替えの入ったトートバッグを覗いた瞬間に急降下。家に置いてきたはずのセレネとエオスが、あたしのパンツに包まってグースカ寝てんだもん! どこの変態だっていうのよっ。周囲に人が居ないのを確認して、バッグの中に居る頭痛の種にして悩みの種の2人を問い質す。
「だって連れて行くって約束したよ。あれは嘘だったの?」
「し・て・な・い・わ・よ・・・!」
外見はリスだけど正真正銘人間の女の子なエオスが勝手なことを言う。そう、あれはなのは達とプールに遊びに行った日の早朝。エオスは言ってた。
――プールなんかより温泉だよ。この海鳴温泉ってとこ。行く予定があったら教えてよアリサ。絶対に私も連れて行ってもらうから。たとえ置いて行こうとしても荷物に紛れて行くからさ。私、セレネよりしつこいよ?――
で、今朝は色々とエオスと戦う羽目になったわけよ。荷物に紛れ込むわ、替えの服のポケットに入り込むわ。その都度探して取り出すあたしの苦労を知れっていうのよ。言ってた通り本当にしつこかったわ。そんな温泉マニアなエオスの姉で、ハムスターの姿を取ってるセレネが「ま、諦めようぜアリサ♪」なんて勝手なことをほざく。
「くぅぅ・・(確かに今さら帰れなんて言えないし)・・・はぁ。もういいわよ一緒で。その代わり絶対に喋らないこと! 動物らしい行動をすること! 破ったら・・・判るわよね?」
ご飯抜きの刑に処す。もちろんお菓子とかも禁止。すでに一度、悪さをした罰としてやったことがある。朝と昼と3時のおやつを禁止した上で2人の前で食べてみたら、涎と涙を流して謝ってから許してあげた。それを思い出したようでセレネとエオスは「イエス! ボス!」ビシッと敬礼した。よしっ。そんじゃそろそろ戻ろうかしら。早くなのは達と合流して、温泉に
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ