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インフィニット・ストラトス 黒剣の死神と謳われた天才
死神が去る日 後編
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家当主で俺の許嫁。 更識刀奈。

「遅かったじゃないか、刀奈。もうちょっと早く来ると思ってたぞ。」

「そう、これでもけっこう急いで来たんだけ。」

刀奈は普段どうりに話すがけっこう怒っているな。

「今、家の方じゃけっこうな騒ぎになってるわよ。何で三人してこんな事したか教えてくれないかしら?事によっては私があなた達を“処理”しなきゃいけないから。」

刀奈は悲しそうな顔をしながら俺達の前に降りてきてグストーイ・トゥマン・モスクヴァのランスをむけてそう言った。

(相変わらずお前はやさしいな、刀奈。だが、止まるワケにわいかない。)

「何でお前に教えてなきゃいけない。俺達がどう動いたて、関係ないはずだが。」

俺がそう言い返すと

「やっぱり“鷹継”が関係してるの?」

刀奈は弱々しく言う。

「何だ、分かってんじゃないか。もうあんな事は二度と起こさせない、だから、俺達は『武器の下に自由と平等の世界』を造りだす。」

「武器で人が平等になるワケがないでしょ!」

今度は強く反発した刀奈だが、

「いいや、武器は平等をもたらす。例えば、この公園で遊んぶ子供は腕力や全体的な力でタフガイに負ける。だが、その子供がハンドガンを持ってば互角に渡り合うことが出来る。」

俺がそう言い返すと、

「確かにそうかもしれない。だけど、あなた達に罪は冒せるワケにわいかない。私はあなた達をこの場捕まえる。神倉家17代目当主神倉真理、鬼灯家17代目当主鬼灯満月、更識16代目当主次女の許嫁鬼灯水月、あなた達の身柄を捕らえる。」

かっこいいなそのセリフ。俺を一度いいから言ってみたいな。と、呑気な考えをしていると、大量の人がやって来た。更識家の特殊暗部部隊だ。

「遅くなって申し訳ございません。刀奈お嬢様。」

「いいえ、大丈夫よ。」

など、いいながら暗部部隊の奴らがこちらにサプッレッサーの付いたサブマシンガンを向けた。そのサブマシンガンは俺が昔作ったヤツだ。

「真理さん、ボクが行こうか?」

水月が名乗り出たが。俺少し機嫌が良くなった。俺は刀奈の強い目が好きだ。まぁ弱々しく所好きだが。今日それが見れた。

「いや、俺はやる。俺は今、機嫌がいい」

俺が水月にそう言って、刀奈の方を向き 

「それに見てみろ刀奈、暗部の奴は銃を持ち俺達に向けてるぞ。コイツらのような下っ端が俺達のような特殊な奴に銃を向けている。まさに『武器は自由と平等をもたらす』だな。だがこれこそ人が歩むべき真理だ。」

俺が笑いながら言うと

「何を言って…」

暗部の一人そんな事を言った。意味が分からないようだな、なら教えてやらなきゃな。

「だが、俺にも武器を持つ権利は平等にあるぞ? 今日は機嫌が
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