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遠山キンジに転生して武偵になったら死亡フラグ満載なので武偵にならないと決めた話
魂は違えど体は同じ
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力だ。


正直HSSはあまり好きじゃない。
なんで好きじゃないHSSにわざわざエロ本を読んでまで、HSSになるには理由がある。
遠山家の武術は、おそらくSランク武偵でも習得が、ものすごく困難な超人的な技がかなりある。
うちの祖母遠山 セツは、これにより遠山家の武術を一部しか会得しきれてないのである。


だがヒステリア・サヴァン・シンドロームをもつ遠山の男は違う。
ヒステリアモードーになることにより超人的な動きができるからだ。
ヒステリアモードーの時に何度も技を行い、体に技の型を覚えさせ、通常時で技を使うことが可能になるのである。

エロ本を読んでHSSになり、爺ちゃんの所にいくと神崎に声をかけられた。


「キンジ来るのが遅かったじゃない」


「ごめんな神崎、どうやらかわいい神崎をまたせてしまったようだね」


「か、かわいい」
「どうしたのキンジ急に変なこと言ってどこか頭おかしくなったの」

神崎が顔を真っ赤にさせながら言った。


お前のほうが頭おかしいと思うがな。

でも俺がこんな恥ずかしい言動をしたのには、理由がある。
ヒステリアモードーになると、女性の事を最優先で考えることで、物事の優先順位付けが正しく出来なくなったり、女性にキザな言動を取ってしまう副作用がある。

これがHSSがあまり好きではない最大の理由だ。


「ほう返對(へんたい)になりおったか」

返對(へんたい)とゆう言い方は、ヒステリアモードーの古称だ変態みたいで好きではないがな。

遠山 金次は近接戦闘だけならばおそらく通常時でもSランク武偵クラスの実力はある。

なんで通常時でも強くなれた理由は、遠山 鐵がめちゃくちゃ強いからである。

原作でも言われているが、米陸軍300人を1人で食い止めた伝説を持つ人だ。

歳は取っているものの、武偵でやる訓練より爺ちゃんの相手をしているほうが、強くなると思う。



稽古が終わり神崎から「キンジ、なにかやっているかと思ったけれど、キンジの家は古武術の名門なの?」と聞かれたが、「ある意味そうだな。」と適当に返答しといた。








夜寝ようとしたときに神崎が部屋に入ってきた。

「神崎こんな時間になんのようだ」

「何度も言ってるけどアリアでいいと言ってるでしょう」

「キンジあなたにあやまらなければならないことがあるの」

「あなたのこと調べてるうちにあなたの家族についても調べたわ」

なるほどな、こいつが俺の両親が不在について聞かれなかったのは、両親共に他界していることを知っていたからか

そして兄が武偵で殉職したことも。

まぁ、本当のところ兄は死んだふりをして、イ・ウーに潜入して
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