遭遇戦
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ん。
「GURAAAAAAAAAAA!!!」
回避しては斬りますが、あまり効果が無いです!
なので、戦い方を変えます。
「紫電、掌握! 術式兵装!!」
私は自身に雷を落とし、エヴァさんか教わった闇の魔法で身体能力を強化します。
「神鳴流奥義、閃空双破斬!!」
そして、剣圧で敵を浮かせ敵の爪の付け根に一撃を入れ、さらに斬りつけていく。
「まだです! 虎牙連斬!! 天翔龍閃!!」
高速連撃を決めた後、鞘に龍神を戻して、私が出せる抜刀術最強の二段抜刀術、天翔龍閃によって回避不能の2連撃を叩き込みます。
「ぐっ!」
しかし、流石に天翔龍閃はきつかったようで、身体に相当の負担がかかっています。
「GYAAAAAAAAAAAA!」
これでどうですか?
さすがにこれ以上は…………龍神化も視野に入れなければ…………勝てません。
「くそおおおおおおお、食らえ!」
「っ!」
炎を吐き出し攻撃してきました。
「守護方陣!」
龍神を地面に突き刺して、簡易結界を張ります。そして、炎が晴れた後には焼け焦げた路地があるだけでした。
「逃げられましたか…………っ」
幸い引火はしていないので助かりましたが、痛みが非道いです。このことを、帰って報告…………ああ…………失敗してしまいました…………なんで重力魔法を解除してないんですか…………私の馬鹿…………これは、お二人には内緒にしときましょう。思いっきり説教されそうです。
反省した私は。路地を出て急いで現場から離れます。結構派手に戦闘をしてしまいましたから…………一応、人払いはしていたのですが、簡易の物ですから、あれだけ暴れれば対して効きません。
「きゃっ!」
「うわっ!」
ぅぅ、不覚です。ぶつかってしまいました。
「あの、大丈夫ですか?」
「はい…………ぁっ、ああああああああぁっ!!!! やっと、見つけた!!!」
「え? え? なんですか?」
誰なんでしょうか?
「私です私!」
「えっと、私さんですか?」
「違います!」
怒られてしまいました。
「火事の時助けていただいた…………」
「ああ、あの時の子ですね。大丈夫でしたか?」
あの時は、いろいろと汚れていたので良く分かりませんでした。
「あの時は助けていただき、ありがとうございました。私は小次郎といいます」
「え、ええええええええ」
お…………弟と同じ名前です…………。
「どうしたんですか?」
「いえ、亡くなった弟と同じ名前だったので…………すみません」
「いえ、姫巫女様の弟君と同じなら誇らしいい限りです」
「ひ、
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