遭遇戦
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るわけだし、悪い妖怪は切り、良い妖怪は保護する。基準は主観だな。神鳴流は妖怪人間関係無くどちらにも力を振るうべきだと思ってな”」
「それは、面白いな。だが、私達も切られないか?」
「“だから、言っただろ主観だってな”」
絶対笑ってる。でも、賛成。
「…………それに、喧嘩売ってくる、なら…………つぶす…………だけ…………だよ…………………? 二人も、いい…………?」
「「はい、ご主人様達のお望みのままに…………」」
新たな仲間が百鬼夜行にくわわりました。鵺の咲と加奈…………これから紗代さんと一緒にがんばってください。神鳴流を妖怪が使う…………これってアレだよね…………仏に会っては仏を切り、鬼に会っては鬼を切る…………にぃさまも気に入っていた言葉…………悪と善は表裏一体…………人それぞれ…………神鳴流はそれを体現する剣になる…………なら、いっそ…………MSにも…………使わせる…………?
“さすがにそれは止めなさい”
…………残念…………。
紗代
私は、5つの道場破りを終えて、帰り道を歩いています。今日の成果は十分でしょう。
「ん? この気配は…………」
路地の方から妖怪の気配がします。
「行ってみましょうか…………」
路地を進むと、大量の火鼠が火を起こそうとしていました。
「貴方達がこの間の火事の原因ですか?」
火鼠はこちらに振りむき、行き成り襲い掛かってきました。
「仕方ありません。降りかかる火の粉は払わせていただきます」
龍神を引き抜き、戦闘を開始しします。龍眼を使い、一匹たりともこの危険な存在を取り逃さないように効率良く無駄を省いた軌道で殲滅を開始します。
「神鳴流…………百烈桜華斬」
円を描くように剣を振り、複数の敵を一度に気の刃で斬り、その後に続けて技を放ちます。
「百花繚乱。そして止めの真・雷光剣!!」
直線状に気を放って、敵を上に吹き飛ばした後は、まとめて真・雷光剣の巨大な雷の刃で消し炭にしました。
「ふう…………これでもう火事はおき…………っ!!!」
危険を察知して、急いで飛び退った事により、なんとか回避しました。さっきまで私が居た場所には大きな穴ができていました。
「何者ですか?」
「良くもおらの仲間を殺してくれたな!!!!」
その大きな穴の中には巨大な火鼠がいました。3mほどの。
それにしても…………いつのまに現れたの…………?
「あちらから襲って来たのですから、正当防衛です」
「う、うるさい。死ね!!!」
さて、どうしましょう…………さっきみたいに簡単には勝たしてくれそうにありませ
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