第一部
第二章 〜幽州戦記〜
二十五 〜張三姉妹〜
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とんだ道化だな。
「しかし、良いのか? 疾風の想いに応える事、それが何を意味するのか、わかっているのであろうな?」
「勿論です。風も、承知の上ですし、星には北平を発つ際に、可能性として話をしてあります」
「……何もかも、お見通しという事か」
「物事の先を読んで手を打つのが軍師の仕事ですから。お陰で、その都度……」
「稟!」
素早く、愛紗が稟の鼻を押さえた。
「では、後の事は頼んだぞ」
「はっ」
「御意です」
「御意ですよー」
……さて、改めて礼を述べねばなるまい。
その上で、話をするとしよう。
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