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古の鉄の巨人を駆る他世界への介入者
弐号機来訪? 少女が知る死の怖さ 後編
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か?」

その言葉を聞いたアウルとミゲルは笑い始めた

「何がおかしいです」
「いやなにぃ・・・たださぁ・・・」
「どうにも我慢出来なくてなわりぃ・・・クククッ・・・」
「?」

シンジが首を傾げていると、闇夜が腕時計を確認すると席を立った。

「おっと、そろそろ艦に戻るぞ。好い加減に戻らんと迷惑が掛かりそうだからな」
「はい少将」
「んじゃ行きますか」
「じゃな〜トウジにケンスケ〜」

4人はシンジ達と別れて甲板に待機させていたヘリに搭乗してイージス艦にへと戻った。戻る際に、アスカが少し残念そうな顔をしていたが・・・。

「(あれがイレギュラーな国連軍の部隊か・・・。使徒を倒せるだけの力を持ってけど、信用出来ないな。それに同じ特務機関ならネルフと協力し合うはずだ。あっちはネルフを敵と見ているはずだ。それなら僕にとってもあいつら敵だ。使徒を倒すのは僕だけで十分なのさ)」

っという勝手な自己解釈と自己完結で勝手に終わらせていたシンジ。どちらかというとネルフの上層部が勝手に敵対心を持っているだけでグライナルリーゼズはネルフに敵対心は全く持っていない。寧ろ敵にするだけ無駄という認識をしている。ただそれだけだ。

グライナルリーゼズ イージス艦ブリッジ

「にしても・・・。本当にあれが作戦部長だと?」

闇夜は藍と共にブリッジで待機しており、先程のミサトの事で話し合っていた。闇夜は酷く呆れており、馬鹿した様な口ぶりというか実際馬鹿にしている。

「少将、あのような輩がいるのに作戦が成り立つのでしょうか?第4使徒戦でもいきなり使徒の近くに機体を出してライフルを連射しただけ、あの作戦部長という女は作戦を構築する知能が無いのでは?」
「確かにな。正確なデータも取らずいきなり使徒の攻撃射程内に出すって明らかに馬鹿だよな。相手が遠距離戦無機化近距離戦向きか解らなくても距離を取る事は悪い策ではないだろうに、それをしないからなぁ・・・」

そんな話をしていると、いきなり船を多く揺さぶる衝撃が伝わってきた。だが藍も闇夜も全く体制を崩さずに立ち続けていた。闇夜は気持ちを切り替えて、指揮官として、戦士の顔となった。

「今の衝撃は?」
「はい、3時の方向からです。我が艦に衝撃波直撃しましたが損傷は皆無です」
「ソナー反応あり!パターンブルーを確認。間違いありません、使徒です!!」

その報告を聞いた藍はすぐさま指示を出した。

「総員、第一戦闘配備!対使徒戦用意!!オーバー・ザ・レインボーに通達、これよりグライナルリーゼズは対使徒戦へと移行する。戦闘準備をせよと」
「はっ!」

艦内にアラートの音が響き渡り、艦の兵装も稼動を始める。闇夜はやれやれと声を出して、通信を格納庫に繋げる様に指示する。それから
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