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【完結】剣製の魔法少女戦記
第四章 空白期編
第百一話      『士郎の子供と魔術事件』
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対策課にも席は置いているんだからたまには顔を出せ。
まだそんなに魔術による事件は起きていないとはいえ前にすずか嬢がデスクワークの仕事中寂しがっていたぞ?
魔術師である彼女等が任務に呼び出されるのは稀だからシホ達と違いしっかりと学校も通えているしな。
学校帰りに魔術事件対策課によるのがほとんどだ。
だから学校でも任務であんまり会えないと愚痴を聞いてるが…」
「わかっているわよ。すずかの気持ちには答えてあげたいからね」
「ならいいんだが…」

そこで今までツルギ君をあやしていたはやてとリインが、

「それより私達な。まだ気の早い話だけど中学を卒業したらミッドにお引越しする予定なんよ」
「そうなんだ」
「うん。それにうちも人数がツルギ君も入れてかなり増えたから同部屋もきつきつになってきたし広い家を購入したいのが本心や」

そうなのである。
今ははやての部屋にはヴィータが一緒にいる。
シグナムはシャマルと。
士郎はアインスとツルギと。
…と、いう感じでもう部屋がストックがなくパンパンな状態らしい。
それなら確かに広い家を買いたい気持ちは分かる。

ピピピッ!

そこでアンリミテッド・エアに通信が入ってくる。

「はい。なんでしょうか?」
『シュバインオーグ三等空尉、至急本部に救援お願いします。魔術事件です。それもかなり特大の!』
「ッ! 分かりました! すぐに救援に向かいます!」

それで通信で居場所などが送られてくる。

「事件か…?」
「ええ。魔術事件対策課の出番らしいわ! 行ってくるわ! アルトリア、いきましょう!」
「はい、シホ!」
「ネロにもすぐに来てもらうよう念話を取るわ!」
「シホちゃん、頑張ってな!」
「アルトリアお姉さん! 頑張るです!」
「ええ、はやて!」
「はい、リイン!」

そして家を出るとすぐにネロがやってきた。

「奏者よ。事件か!」
「ええ。この三人でいきましょう!」

それで転送ポートを開いてもらい私は魔術事件対策課の隊舎へと転移した。


◆◇―――――――――◇◆


シホ達が対策室に到着してすぐに司令室へと向かい、

「ミゼさん!」
「来たわね、シホさん」

魔術事件対策課の隊長、ミゼ・フローリアンが司令室で待っていた。
ミゼは聖杯大戦事件以降のこの数年、魔術をシホに鍛えてもらいこうして魔術事件対策課の一番偉い位置に立っていたりする。
出世すればするものだ。
ちなみに属性は風で得意魔術は空気による切断である。

「さっそくだけどこの世界に向かってもらうわ」

向かう世界は第72管理世界『アトラス』。
それを聞いてシホは某有線式サトリの属していた錬金術を主に使用しているアトラス院を思い出したとか。
でも
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