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ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第3章 さらば聖剣泥棒コカビエル
第50話 チュパチュプチュッポン
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するアーシアの両手を抑えた!

「部長! アーシアに悪影響です! 早く服を着て下さい!」

「悪影響? ずいぶんとした言い方ねイッセー」

 そう言って既に下着姿だった部長は不機嫌そうに眉を吊り上げつつもそのままブラのホックを……

「おっと、そこまでにゃん」

 とその時黒歌姉が後ろから部長の手を押さえつけた。一体いつの間に?

「ちょっと!? 離しなさい黒歌!」

「それは聞けない相談にゃん。今の部長はアーシアにも、それにイッセーにも悪影響にゃ」

「って本当にそれどういう意味かしら!?」

 おおう、黒歌姉と部長の間でものすごい火花が。でも腕力でも体勢でも黒歌姉が完全に優位にたってるな。部長、完全に身動きが取れなくなっちまってる。

「ちょっ!? 何すんのよ!?」

 へ? 今のはレイナーレの声? 俺はどうしたのかと思い部長からレイナーレに視線を移すと……こちらでも半裸のレイナーレが白音ちゃんに押さえつけられていた。

「レイナーレ先輩、一体何しようとしてるんですか?」

「な、何って寝る準備に決まってるじゃない!」

「どうしてここでしてるんですか。自分の部屋に帰ってして下さい」

「そ、そんなの私の勝手でしょう!?」

「……レイナーレ先輩、カラスは抱き心地は良くないと言ったはずです。お兄ちゃんとは寝かせません」

「いいじゃない! あんたと違って私は本当にイッセーのペットなんだから!」

「使い魔でしょう。いいから大人しく出てってください」

 そう言って白音ちゃんはギャーギャー喚くレイナーレを扉まで引きずっていった。更に黒歌姉の方も未だにもがきつつ喚いている部長をレイナーレ同様扉の方まで引きずってる。そして

「た、龍巳さん! お願いします! 見逃してください! 服は脱ぎませんからぁ!」

「ダメ。アーシアも外出る」

 いつの間にか俺が掴んでいたアーシアも龍巳によって引きずられていった。そしてそのまま喚く三人を扉の外に放り出し、扉を閉めて鍵をかける。

「開けなさい! 主の言うことが聞けないの!? 扉を消し飛ばすわよ!?」

 それでも部長は諦めることなく扉をドンドンと叩く。って扉を消し飛ばす!? 俺の部屋の扉なんですけど部長!?

「まったく、うるさいバカ殿にゃ」

 そう言うと黒歌姉は手を扉にかざす。すると扉の上に魔法陣が拡がり、外から扉の叩く音も部長の声も聞こえなくなった。

「何をしたんだ、黒歌姉?」

「この部屋に結界を張っただけにゃ。まあ部長相手ならこの程度で大丈夫でしょ。朝になったら自然と解けるから心配ないにゃ」

 と言うことは今夜はベッドに忍び込まれることもないわけか。でもだからと言ってこれなら明日の朝誰も起こ
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