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『言霊使いと幻想郷』
第十九話
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 俺は文にお金を渡して文から写真を受け取る。

「絶対に言うなよ?」

「言いませんよ。言えば私も夢想封印を食らいますからね」

 ぶっちゃけると文に写真を頼んでいた。

「ちなみに孝之は何を買った?」

「吸血鬼姉妹のを二枚ずつです。咲夜さんのも含めますと」

「……もう戻れないところまで行ってるな」

 小兎姫の出番だな。

「誠さんも言えませんよ」

 気にするな。

「それでは毎度でした〜」

 文はそう言って飛び去った。さて、写真を見るとするか。

「……ん?」

 何故か写真には霊夢や魅魔、パチュリーの水着の写真もあった。ついでに文のも。

「……まぁいいか」

 後にそれが原因で霊夢にしこたま夢想封印でボロボロにされるのはまだ先だった。







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