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IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
本編
拗れる人間関係
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、話が理解出来ないんだけど?」

「鈴ちゃんじゃなくてお姉ちゃんと言って。さあ早く!」


何故こんなにせびるんだ鈴ちゃんは?

まあ別に呼び方くらい良いかな。


「はあ、分かったよ。鈴お姉ちゃん」

「うん、やっぱりこっちのがしっくり来るわ」


何がしっくり来るんだよ?


「私は一人っ子だったからさ。ずっと妹とか欲しかったのよ。だから怜にそう呼んで癒されようかと思ったんだけど正解だったわ!……蘭は大きくなってから呼んでくれないしね……」

「私には理解しかねるけどね鈴お姉ちゃんの考えは」


僕はその後も鈴ちゃんをお姉ちゃんと呼ばなくてはいけなくなった以外は他愛のない話をしてから部屋に戻った。

一夏はいつ鈴お姉ちゃんに謝るかな?

というか鈴お姉ちゃんがこそこそしてたら謝れないか。

さてさて、色々と楽しみだねぇ♪

〜レイsideout〜










〜一夏side〜

五月になり、鈴を怒らせてから数週間が足った。

俺は謝ろうと鈴に話しかけようとするんだが思いっきり避けられていた。

反面、怜は鈴と仲良くしているらしい。

何かイラッとするのは何故だろうか?

まあ今日も放課後にいつも通り箒とセシリアから教えてもらってからピットに引き上げたら鈴と怜が二人で待っていた。

それを見て箒とセシリアが反応して喋りだした。


「怜は良いとして、貴様!何故ここにいる!」

「そうですわ!部外者は立ち去ってくださいな!」


おおぅ、二人とも何故かおかんむりだ。

鈴はそれを鼻で笑い喋り出す。


「部外者じゃないわよ。私は一夏の関係者よ?邪魔者はアンタ達よ!」

「な、何を!」

「ゆ、許せませんわ!」


鈴の発言に二人はぶちギレて手を上げようとしたが怜が冷静に止めた。

…怜が冷静に……オヤジギャグじゃないぞ?


「まあまあ二人とも落ち着いて。鈴お姉ちゃんも口が悪いよ?」

「ゴメンゴメン。悪かったわ怜」

「私より二人に謝りなよ鈴お姉ちゃん」

「分かったわよ。悪かったわね。……て、何みんな固まってんのよ?」

「「お姉ちゃんー!?」」


箒やセシリアもとても驚いていたが俺は口を開けたまま唖然としていた。

そして俺は正気に戻ると怜に詰め寄り肩をつかんで揺さぶりながら話しかける。


「どうして鈴をお姉ちゃんなんか呼んでるんだよ怜!」

「ちょっ!揺さぶらないで〜!まずは落ち着いてよ一夏〜!」


怜が何か言っていたが俺は混乱しながらだったので「何て言ってんだよ怜ー!」と言ってずっと揺さぶっていた。

箒とセシリア、鈴から止められるま
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