江戸の街
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「という訳で永遠神剣を使わない限り、身体能力は普通の女性と同じになる。といっても身体に負荷をかけてるので普通の修行としても問題ない」
今も重力魔法掛けっ放しですからそんなに代わりませんが…………となると。
「剣術の技術だけで勝てと言う事ですか?」
「そうだ。いい修行になるだろ。体力の配分もしっかりしろよ」
「わかりました、がんばってみます」
「よし、いい子だ」
「〜♪」
頭を撫でてくれました。エヴァさんを見てて思ったんですが、私も撫でられるのは好きみたいです。
「今日は玄武館にいってきなさい」
「玄武館って結構有名なところじゃないですか?」
結構どころでは無いかもしれませんが…………龍神村にはあんまりそういう情報は来ませんでしたから。
「大丈夫だいってこい」
「分かりました。勝ってきます!」
「そうだ、勝って帰ってこい」
「はい!」
私は、巫女服を改造した動きやすい服装で、長屋を出て玄武館へ向かいます。この服はシオン様が作ってくださったので、お気に入りです。
シオン
さてと、紗代を送り出して、しばらくするとエヴァが帰ってきた。
「ただいま。いい物件があったぞ」
「おお、それはよかった」
エヴァは午前中から、商売の出来る店の物件を探してもらっていたんだ。
「うむ。もう契約も済ませてきた。さっそく、行くぞ」
それから、エヴァと共にその物件を見に出かけた。
エヴァに連れらて行った場所は、大通りの一角だった。
「どうだここは?」
どうといわれればいいに決まっているが…………。
「よくこんなとこ買えたな?」
「うむ。ちょっと賭博にいって来てな。巻き上げてきた」
何やってんだか。
「今度は俺も連れてけ」
「わかった。まあ、それで手に入れた金を使って、売ろうとしていた連中から買い取った訳だ」
ふ〜ん。元は米屋か…………という事は蔵もあるな。
「わかった、ありがとう。営業許可は?」
「鍛冶屋と服、飲食関係の許可はとってある。くくく」
いろいろ悪どい事したな…………普通はこんな早くとれないしな。
「さて、中に入るか……………………」
中に入ると元の店の店主のような人がいた。
「この人が売ってくれた人だ」
「あの、あなた方は?」
ん、ああ、そうか。エヴァは幻術使って交渉してたのか。
「ここを買い取ったものだ、これが契約書」
「確かに確認しました。こちらが権利書などになります。従業員たちは言われた通りに退職金を払い、解雇しましたのでいません」
ぶ
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