第四章 空白期編
第百話 『小学六年生の毎日、流れる季節』
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、ななな…!?」
「私の目測やとフェイトちゃんやすずかちゃんといい勝負やよ…?」
「はやて! またそんな大声で…!」
「はやてちゃん…!」
「なにをしてやがりますかー!!」
それで思いっきりはやてに技をかけて腕ひじきをする。
「ギブギブ! シホちゃん、ギブやぁ…!」
「いいえ、許さないわ! 乙女の胸を無断で鷲掴みにする子にはお仕置きが必要よね…?」
「…はやてちゃん? シホちゃんの胸を揉んでいいのは私だけなんだよ?」
「すずかもいきなりすごいセリフをぶっちゃけないでーーー!?」
「それはええからもう許してー!」
それでわいわいと皆でやっている私達は先生が来るまでそうしていた。
◆◇―――――――――◇◆
まだ春も抜けきらない季節。
「えー…では今日の家庭科の授業は前より計画していました調理実習のお菓子作りをしたいと思います」
先生のお言葉でシホ達はエプロンや三角頭巾などをして準備をする。
「シホちゃん! できたら俺に食わせてくれよ!」
「僕も僕も!」
「はいはい…できたら切り分けてあげるからちゃんと手伝うのよ?」
「おう!」
「任せておけ!」
それで男子達が元気になる。
「シホちゃんも人気者だね〜」
「それを言ったらなのはも人気じゃない?」
シホ達(シホ、なのは、アリサ、すずか、フェイト、アリシア、はやて)のグループは人気だ。
シホとすずかの絡みも見られて顔を赤くする男子が色々いるし。
最近はなのはとフェイトもシホ達に負けず劣らずラブラブ感を出し始めたのでクラスではこの二組みのカップルは有名である。
そして友達の胸をよく揉むはやてが場をしっちゃかめっちゃかにするのも見られるので男子は羨望の眼差しをしている。
閑話休題
それからクラスで六班に分かれてお菓子作りが開始された。
まずシホの班はアップルパイ。
すずかとアリサの班はプリン。
なのはの班はマドレーヌ。
フェイト、アリシアの班はマフィン。
はやての班はスイートポテト。
残りの班がクッキー。
これらを作ることになった。
シホはまずリンゴの皮むきをしていき薄く一口大に切り込んでいく。
それを他の子が煮る役目になった。
パイ生地を作る子や溶き卵を作る子で分かれている。
シホは丁寧にみんなに作り方を教えていき仕上げていく。
すずかとアリサは料理が苦手なアリサが使う砂糖などの分量を測ったりしている。
そしてすずかは卵を割ったりカラメルソースを作ったりしている。
なのはは薄力粉やべーキングパウダーなどを合わせてふるっていきメレンゲ作り、卵黄、溶かしたバターなどを混ぜ合わせていく。
フェイトとアリシアはそれぞれ分担して薄力粉をふるっていき、マフィ
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