ある意味本当の地獄の修行
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アウリエ)完成したぞ」
「本当か?」
「ああ、まだニ、三個で戦闘で使えないがな」
改良の余地はありまくりだしな。
「どんなのだ?」
「その前に、星をみてなにしてたんだ?」
「笑うなよ?」
「笑わない。」
「…………星占い…………」
照れながらそんな事を顔を真っ赤にして言って来たエヴァ。
「ぷ」
「笑うな〜〜〜〜〜」
今更星占いか。相変わらず楽しいな。
「まあ、いいんじゃないか?」
「ふん、私にはお前とレンしか共に生きる存在はいないのだからな」
「まあ、たしかに吸血鬼の真祖に寿命はあるかどうかも分からんしな」
「ああ、それでふと考えてな」
「まあ、忘れてるようだが精霊達に寿命は無いぞ?」
「そうなのか?」
少なくとも設定はしていないな。
「ああ。だから、独りになることは無いだろ」
「そうか…………それはよかった…………」
やはり、エヴァの笑顔とはいいものだな。
「エヴァ、プレゼントがある」
「なんだ?」
エヴァの左手を取り、薬指に指輪をはめる。
「こ、これは…………」
「少なくともこれで、一人ではなくなるだろ」
「いいのか? もう、かえさないぞ! 絶対に離さないぞ!!」
「それ、壊れることも無いだろうしな」
「おい、これってまさか…………」
「ああ、世界一豪華なエンゲージリングじゃないか?」
「ふん、だろうな。なん言ったって、永遠神剣なんだからな」
「そうだ。永遠神剣第ニ位、福音気に入ったか?」
「ああ、大喜びだ♪」
この笑みみれただけで作ったかいはあったかな。
「〜〜♪」
「そいつは、倍々にブーストしつづける機能とそれを対象に渡せたりもできる。さらに障壁を100層にもわたり展開する。ただし、マジックキャンセルはどうにもならん。結界破壊ならある程度対策は取ったがな。防御と支援、攻撃と万能タイプの神剣だな」
「すごいな…………」
「あと魔力発動体もかねてるから、かなり便利なはずだ」
「ああ、ありがとう。そして、これからもよろしくな、夫♪」
「ああ、よろしくな、妻」
星屑雨で流星群を擬似的に演出した。その後しばらく、二人で抱き合いながら夜空を見上げていた。
次の日、村長たちに見送られ旅立った。その時、俺と紗代が夫婦でエヴァが子供っていわれて、エヴァが怒りながら指輪を見せつけていたが、この時代の日本では理解されないだろう。
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