紗代と小次郎A
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食ってるところだろう。ゆえに増援はこないと思え」
ムーが群れを率いて食事をしているからな。
「そして、俺達が何者かという質問には…………答える必要を感じないが…………ここはあえてこう言おうか」
ここは龍神をあがめてるんだったな。
「龍神の使い?」
「なっ!」
「なんだそれ、もっとマシなのはないのか?」
「ま、なんでもいいだろ? どうせ、こいつらを殺すだけのい簡単な仕事だ。悪いが、依頼金一両とこのペンダントを持ち主にもらったんだ。契約は遵守させてもらう。よって、貴様に与えられるのは死だ」
「ふざけるな!!!!」
ふざけてないが、いいたい気持ちは分かるな。
「さて、どっちが来るんだ?」
地上に降りて、二人の鬼を見る。あっちのより、こっちの寡黙な鬼の方が圧倒的に強いな。
「あの! その首飾りの持ち主は…………」
ん? このペンダントに反応したか。じゃあ、この子が依頼にあった子か。助けてくれっていってた。しかし、可愛いな。しかたない、代金はまけるか。
“おにぃさま?”
“まじめにするよ”
「ああ、この前の持ち主は死んだよ」
「…………そっ、そうなのですか…………うぅっ、小次郎…………」
泣き崩れる巫女服のような物を着た美少女。
「ふん、無駄死にしたわけだな」
「そうじゃないな。本来なら来る気がなかったのに、あの小僧。いや少年が、命をとして金なんか渡すから断れなかったんだからな。すくなくとも無駄死にでは無いな。生きていたら、こんなはした金で依頼なんて受けなかったんだが、死に逃げされちゃあ、どうしようも無いからな」
ま、今では感謝してるよ。この鬼は当りだ。
「この野郎! 炎鬼やっちまえ!」
「わかった。下がっていろ」
「ああ!! 頼むぜ!!」
少女と鬼はさがる。そにエヴァがしかけた。
「小娘はもらっていくぞ!」
「が!」
影のゲートを使い、鬼の背後に回って、鬼を蹴り飛ばして彼女を救い出したか…………流石はエヴァ。やるね。
「こっちは確保した安心しろ」
「OK〜心おきなく戦おうか」
「いいだろう」
舞台をリングにみたてて、互い準備する。炎鬼っていうのは剣か…………ここは、ちゃんとするか。
「俺はシオン…………森羅のシオン。あんたは?」
「炎鬼…………炎王鬼だ」
「なら、炎王鬼。なんであんなのに従ってるんだ?」
「借りがあるからだ」
「律儀な奴だな。なら、賭けをしようか」
「賭けだと?」
「勝った方が相手を好きにするというのはどうだ?」
「どうする?」
「いいだろ、やって勝て!!!!」
「では、うけよう!」
よし、楽しく
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