紗代と小次郎A
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ばれ」
「お主もな」
紗代の家に戻り、借りた部屋で何を作るか考えていると、紗代が尋ねてきたみたいだ。他の連中はまだ外に出てるみたいだ。というか朝までさわぐんじゃないか?
「さて、どーすっかな」
「あの…………」
部屋の扉が開けられて、紗代が入ってくる。
「どうした?」
「お礼とお願いをしに来ました」
「お礼とお願いか。お願いからどうぞ」
さて、なにがどうなるやら。
「はい、お願いですが…………私を旅に連れて行って、剣術を教えてください」
「とうとつだね」
「すみません。それで…………お礼なんですが…………私自身をさしあげます」
「言葉の意味をわかっていってるんだよね?」
これはいいのか?
顔を真っ赤にして恥ずかしがってるけど。
「はい、貴方のご自由になさってください。私に出来るお礼はそれぐらいしか有りませんから…………」
「旅って言うけど家族は?」
「父はわかりませんし、母と弟は…………」
あ〜しまった、父もいないのか。
「あっ」
紗代を引き寄せ唇を奪う。もう、据え膳食わねば男の恥ってね。
「ん、ん…………ぁ…………」
ぼーとして、瞳も潤んでるな。
「いいだろ。剣も旅も叶えてあげるけど、辛いぞ。覚悟はいいか?」
「はい」
覚悟はいいみたいだ。
「じゃ、続きいいかな?」
「は、はい。私は貴方にモノです。どうぞお好きになさってください」
「じゃ、いただきます」
「ん」
それから、俺は紗代の綺麗でみずみずしい肌を楽しみ、紗代の身体を貪った。
次の朝…………大変だった。起きた目の前には仁王立ちしたエヴァンジェリンがいた。
「これは、どういうことだ?」
バックにゴゴゴゴゴとどす黒いオーラが見えますよ。
「なっ、なにがだ?」
とりあえず、しらばっくれてみる。
「お前の隣で裸で寝ている紗代についてだ。ああ、その布団に付いている赤い染みについても教えて貰おうか」
昨日は激しくしたしな。
「ケケケ、昨日ハオ楽シミダッタナ」
「ああ、楽しんだ」
「貴様!!!!!!」
「エヴァなんで怒ってるんだ? 別に合意だからかまわんだろ」
「そ、それは! その…………」
顔が真っ赤だな、やっぱいじりがいがあるな。
「ん…………おはようございます」
「おはよう」
「おい、紗代これはどういことだ?」
「え? え? あ、きゃああああああっ!!」
「落ち着け」
「はっ、はい」
「で、どういうことだ?」
なんとか、二人共、正気をとりもどしたみたいだ
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