紗代と小次郎A
[11/13]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
的に本拠にいるか別荘にいるかだな。とりあえず別荘にいってみたらいいさ。中で好きな建物でもたてとくといい」
「わかった。では、さらばだ」
別荘とかいう中に炎王鬼さんは入っていった。
「あのっ、これ…………どうしましょう…………」
「レンの80%だからな…………仕方無い。相殺するか」
それから、小さな女の子が祝詞を唱えると、辺りが一瞬で氷に閉ざされました。ですが、それも一瞬で、氷も瞬時に溶けてしまいました。でも、その御蔭で、炎は収まってきています。それを何度か繰り返していると、完全に鎮火できました。
「あの、ありがとうございました。それで、もしよろしければ私の家に来てくださいませんか?」
今、私の家は私しか住んでいない事になります…………でも、家族でも無い殿方を泊めるのは初めてです。
「そうだね、お邪魔させてもらうか」
「わかった」
それから、私の家に移動する間に村長さんにことの次第を報告すると、村中で宴会騒ぎになりました。みなさんは、荷物を置いた後、その宴会に参加されるそうなので、私の家に荷物を置いた後、村の宴会に参加しに向かいました。こんなに活気がある村は三年ぶりです。
それから、二時間後シオンさんが龍神の祠の方へと向かっていきました。気になった私は悪いと思いながらおっていきます。
シオン
ふ〜ん、ここが龍神の祠か。神聖な空気が滝を通して流れてきてるな。
「これが祠か…………あれ?」
これって龍の牙?
壁に埋まってるけど…………まさか…………なるほど、ここに龍の遺体があるんだな。ん?
この気配どこかで…………ああ、あいつか。
「おい、じーさん。いるんだろ」
「ふぉっふぉ、ひさしいのシオン」
オーディンの爺さんが現れた。
「なんで、こんな所にいるんだ?」
あんたは仮にも、主神だろ。
「こやつに頼まれたんじゃよ。お主に礼と子孫をまもってくれてありがとうってつたえろってな」
「なんで、オーディンの爺さんが知ってんだよ」
「こやつは昔馴染みだからじゃ、聞くか?」
「いい、興味ない」
「そ、そうか…………」
話したかったのか?
老人は話しが好きだな。まあ、聞かないが。
「お礼じゃがな。こやつの遺体を材料に何か創ればいい。かなりの品じゃからな」
「いいのかよ、友人の遺体だろ?」
「問題ない、魂になってこの世界を見ていただけじゃし、本人ももう転生するっていっておるしの」
じーさんが、壁に埋まってた牙や骨、竜核などをとりだして渡してきた。
「なら、たしかにいただいた」
「うむ、わしは消えるな、仕事がたまっておるのでな」
「お〜がん
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ