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森羅と創世のエターナル真祖
紗代と小次郎@
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でおけ。斬空閃!!」がはぁ!!」

残った鬼もそのまま断ち切って終わらせる。ふん、これで終わりだな。雑魚のくせに俺の旅の邪魔しやがって。

「というか、普通は真祖が通りすぎるのも有り得ないが…………何より、大概を封印しているとはいえ、森羅で斬ったら、大概の生物は瞬殺だろ…………」

「気にするな。忘れてただけだ。それより、小僧生きてるか?」

俺は少年に近づいて、血に汚れるのも気にせずに抱き起こす。

「…………はぁ、はぁ…………あんとか…………アン達…………強いんだな…………」

どうやら、真祖とかは聞こえてなかったか、意味が分からなかったみたいだな。それより腹に穴が開いている…………持って後、数分の命か。

「少なくとも、あんな雑魚にやられないぐらいにはな」

「ならお願いが…………ある…………こいつで…………この先にある龍神村…………にいる…………
おっ、俺の…………姉ちゃん…………を…………たすけ…………て…………くれ…………」

「おい!」

「もう、死んでるな」

「くそ、無理やり金とペンダントを叩き入れやがった」

俺の懐の中には無理矢理突っ込んで来た少年の腕が入っていて、その中に金とペンダントのような物が落とされている。

「いくら入ってるんだ?」

「一分」

現代で1万5千だ。(一両6万計算)

「で、どうするのだ? あきらかに安い料金だぞ?」

「貰ったもんはしかたないだろ…………行くぞ」

「律儀だな。ほっておけばいいものを……………………」

「うっさい。契約は遵守する。それに、いざとなればこいつの姉から貰えばいいだろ」


「くくく、それもそうだな…………たっぷりと搾り取ってやろう」

とりあえずこの少年の死体を焼いて瓶に遺灰をいれてやる。アフターサービスで故郷にぐらいはとどけてやるか。

“やさしいですね”

“ついでだ”

「そのペンダントは持って行くのか?」

先ほど、餓鬼から金と一緒に渡されたものだ。

「姉の手がかりにはなるだろ」

「じゃ、いくか。次の目的地は龍神村…………何がまってるか楽しみだな」

「まあ、退屈しのぎになればいいさ。俺的にできれば柳生新影流と戦いたいがな」







 次の日、茶屋をみつけたのでさっそく団子とお茶を注文した。そして、そこでは当然のようにエヴァが俺の膝に座った。まあ、重くないからいいが。

「はい、どうぞ」

お団子とお茶をとる。エヴァは団子に夢中だな。

「女将、この近くに龍神村という村はあるか?」

情報収集せねばな。

「ここから、しばらく行った先の交差路を右にいけばありますが…………行くのはお勧めしませんよ?」

「何か
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