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森羅と創世のエターナル真祖
紗代と小次郎@
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シオン







2年後、世界樹の枝を加工して永遠神剣第5位幻想と永遠神剣第5位神託を作った。幻想は分身などの幻術系を現実に押し上げる。具体的に言うと幻による攻撃が全て本物になる。ようは質量を持った分身とか影分身だ。神託は、神の啓示…………すこし先の未来がみえたりする。戦闘面では、敵の攻撃を予測するので殲滅、回避共に優秀。使い手をかなり選ぶという難点があるが。

 まあ、こんな感じのをフェイトとデュナミスにやった。フェイトに腕輪型永遠神剣幻想を、デュナミスに杖型永遠神剣天啓を。どちらも喜んでいたから満足だ。
 そして、さらに時は流れ、1720年になった。この時には刀の腕はかなりついた。なんてったて120年間も大精霊相手に修行したしな。ネギまで出て来た神鳴流を大概使えるし、他にも覚えている漫画を参考にして実現したり、改良したりするようになった。

 さて、表の世界では徳川吉宗が八代将軍になり大きな戦も無く、安定した平和が訪れているように表向きは見えた。しかし、裏では妖怪達が暴れまわっている。陰陽師もいるんだろうが、たいした効果を出せていないというのが現状だ。という話を縁側で俺の膝を枕にしているエヴァにした。

「おい、まさか介入するつもりか?」

「反対?」

「まさか! 大いに構わん。むしろ、やろう!」

よし、エヴァの賛成は得れた。まあ、反対してもやめないけどな。

「レンはどうだ?」

パートナーである最愛の妹の反応を見る。

“今の時代だと暴れん坊将軍ですか?”

“ああ。どうやらこの世界じゃ本当に暴れん坊見たいだぞ”

「“私は、おにぃさまにまかせます。基本的に旅はおにぃさまがお願いします。エヴァちゃんの邪魔はしないので”」

「いいこだな、レンは…………よし、撫でてやろう」

「♪」

レンもすっかりエヴァに懐いた…………ってまて、今表に出ているのは俺だ。どうやって撫でるんだ?

「ちょ! 俺を撫でるな!」

「仕方ないではないかレンは中なのだからな。」

「…………おぼえてろよ…………」

「…………うん、わすれた…………」

「こいつ…………」

こんな感じで旅に出る事となった。


 手押し車に旗を挿し、旗には『剣客商売』とかいてエヴァを手押し車に乗っけて旅に出る。ここで、幻術を使ってエヴァと俺は完全な日本人の姿になっている。もちろん、俺は和服を着ているし、エヴァは浴衣のような子供服だ。

「なんだこれは! 私が子供見たいではないか!」

「くくく、その背格好じゃ仕方ないだろ。あきらめろ」

「ぐっ…………しかし…………100以上でこれは…………」

「その和服、似合ってるぞ」


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