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第三十六話 橋での戦闘
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のように抜刀し、真空波を飛ばした。そしてゆっくり納刀して行った。

「あっ?今、何をしたんだ?」

「どうせ、ハッタリだろ?今の内に吹き飛ばそうぜ?」

最後衛のメンバーは体に異常が無い事を確認すると再びシュウに向かって爆裂魔法を唱え始めるが・・・

「It should go by an invisible blade(見えない刃で散ると良い)・・・」

カチン!!

「ガァ!?」「ギャッ!?」

シュウの呟きと納刀の音が響き渡るとサラマンダー達の体に斬撃の跡が出来ると軽い悲鳴を上げながら消えて行った。そしてその場に残ったのは指揮官だけとなった。

「俺の部下が一瞬でやられただと!?」

「さて・・・テメェはすぐには殺さねぇ・・・じわりじわりと苦痛を味合わせながら殺してやる・・・」

シュウは今まで自分と仲間を傷つけられた怒りと憎悪を眼に込めながら鋭い眼光を指揮官に送り、ゆっくりと近づいた。それに恐れ慄いたのか指揮官はその恐怖から逃れるために自ら、橋から飛び降りた。しかしその指揮官はリーファが話していた水中モンスターの餌食となり、意識の炎と化した。

「自ら覚悟を決めたか・・・その心意気は称賛モノだな。さてとキリトは・・・あっちも終わるな」

シュウがキリトの方を見るとサラマンダーをボリボリとかじったり、鋭い爪で串刺しにしており、一方的だった。そして最後の一人となった時にリーファの声掛けによってその戦闘は終わりを告げた。
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