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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
後日談
J〜ヴィヴィオ、出会う
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いです!」
「そうか。それは何よりだ」


私の返答に満足そうにする皆さん。
その後もヴィヴィオと学校の事を離したり、趣味や得意なこと、家族の事などを色々と聞かれた。
その様子を見ていたご両親もずっと笑っていて、すごく楽しい夕食になった。


「ごちそうさまでした」
「ふー。お腹いっぱい」


ヴィヴィオは三回もお代わりをしていたので苦しそうだった。
代わりに、お母様はあまり食べていないみたいだった。


「さて、では家まで送ろう」
「いえ、そこまでしてもらうわけには……」
「いーのいーの。私たちもコロナちゃんのご両親に挨拶しなくちゃ」


結局はまたお母様のその一言で送ってもらうことになった。




…………………………………………………………………


「ありがとうございました。娘の怪我の治療だけでなく、夕飯までごちそうになっちゃって……」
「いえいえ。こちらこそうちの子と仲良くしてくださってありがとうございます」


車で十分ほどで家まで着くと、母親同士で会話をし始めた。
しかもものの数分で仲良くなってしまったようだ。
凄く楽しそうに話している。


「なのは、そろそろ帰るぞ。あまり長居してはいかんだろう」
「えー……もう少し……」
「子供たちはそろそろ寝る時間だ。大人の都合で遅くさせるわけにはならん」
「旦那さんの言うとおりです。また今度にしましょう」
「そうですね……今度は時間があるときにゆっくりお話ししましょう」


そう言ってヴィヴィオ達は帰っていった。


「コロナ、よかったわね。いいお友達が出来て」
「うん!」


また明日、学校で会えるといいな……




side ヴィヴィオ


「友達、かぁ……」


お風呂に入りながら考える。
今日一日でコロナと仲良くなった。私にとって初めての友達。
明日もまた会えるかな……?


「上がったよー」
「あ、ヴィヴィオ。ちょっとおいで」


お風呂から上がるとママから呼ばれる。


「なにー?」
「これ。渡しとくね」


そう言って渡されたのは通信用の端末だった。


「これは……?」
「ママとパパとの連絡用の端末。これでコロナちゃんともアドレスの交換できるしね」
「デバイスじゃないのー?」
「まだまだちびっこのヴィヴィオには早いです」
「むー。………でも、いいか。ありがとうママ」
「ちゃんと大事にするんだよ」
「はーい!」


これでコロナともすぐ連絡が取れるね!


「それじゃあお休み、ヴィヴィオ」
「うん!お休みなさい」


早く寝て明日に備えなきゃ!




side 士郎



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