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IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
本編
凰 鈴音
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「私は全てのことは分からなかったけど一つ言えることがあるよ一夏。さっきの一夏は最低だってね。私は、まあ予想だけども凰さんの言いたいことはよく分かったよ。凰さんも悪いところはあったけどさっきのことは一夏が察してあげるべきだったね。さっきの言動に今考えてたこと全てひっくるめて反省しときなさい!私は凰さんのところに行ってくるから」


怜は俺をぶん殴った後にそう言うと鈴を追いかけようと部屋を出ようとしていた。


「待ってくれ怜!行くなら俺も…」


俺がそう言って怜と一緒に行こうとすると、怜はこちらに顔を向けずに俺にこう告げた。


「一夏が今行ってどうなるの?何が悪かったかも分からないで追いかけたって何も解決しない所か余計に傷つけるよ?そんなに傷つけたいなら代わりに行けば?ただ私はその行動を起こした瞬間に一夏と友達の縁を切らせてもらうけどね」


俺はそう告げられてその場で足を止めた。


「まあよく考えるんだね一夏。じゃあね」


俺にそう告げると怜は鈴を追いかけて部屋を出ていった。

よく考える…か…。

さっき何処がいけなかったか考えてみるか…。

俺はそう思いながらベッドに腰かけて座った。

先程殴られた頬より胸が痛む感じがしたがそれよりもさっき何処がいけなかったのか考えることにした…。

〜一夏sideout〜










〜レイside〜

僕は部屋を出た後に凰さんを探していた。

凰さんは泣いていたからたぶん人目のつかない場所に移動したと思うんだけど……居た。

あまり使われていない寮の裏口の近くにある自販機コーナーで椅子に座って泣いていた。

僕は後ろに歩み寄り、凰さんの肩に手を置いて話しかけた。


「凰さん」

「ひゃわ !?」


後ろからの声にびっくりしたのか凰さんは可愛らしい声を上げてこちらを振り向いた。

そして僕の顔を見て嫌な顔をしながらいかにも不機嫌ですみたいな感じで話しかけられた。


「何の用よ?」

「凰さんにお話があってきたんだ」


僕がそう言うと凰さんは声を荒げた。


「うるっさいわね!放っておきなさいよ!」


僕はそれを聞き、ため息をつきながら話しかける。


「凰さん、怒るのは勝手だけど怒鳴り散らしても意味ないよ」

「 うるさいうるさいうるさいうるさいうるさーい!何よ?笑いにでも来たわけ?そういうのならさっさと帰りなさいよ!」


凰さんは僕の言葉に耳を傾けずに怒鳴り散らす。

それを見て僕は少し大きな声で怒鳴った。


「いい加減にしなさい!」

「っ!」


僕がこんなに声を荒げて怒鳴るとは思っていなかったらし
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