精霊強化月間
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私の頭の下に腕をいれてくれたので頭を乗せて星空を見上げる。夜空には満天の星空が写っている。
「ん?」
マーテルがシオンに膝枕を…………まあ、いいか。すりすり。
「ありがと。そういや、今日7月7日か」
「七夕って奴か、あれが天の川?」
「だな。あれが、織姫と彦星だな」
「綺麗なものだな。たまに夜空をみあげるのもいいか」
それに、マーテルが空気よんでくれてあんまり発言しないし。二人っきりみたいだ。チャチャゼロは狩りにいっているしな。
「ああ、いいこと思いついた」
「なんだ?」
「星の魔法」
「なに?」
「星々の力を使う魔法だな」
「そんなことができるのか?」
できたとしても制限きついな。夜限定…………いや、昼間でも使えるか、見えないだけで星はある。
「星の光を使う。できそうだ。言うなら星の魔法(マギア・アステリ)かな。」
できたら、かなり強力な魔法になるな。
「くくく、切り札としていいんじゃないか? こいつをマギア・エレベアで圧縮してしまえばな」
「くくく、たしかに極悪な威力になるな。星の力を使うんだからな。完成させればだが…………」
「私達三人に、精霊の力も借りれば出来るだろう」
たしかに、難しいだろうが出来なくは無いな。タイミングはここだな。
「プレゼントがあるんだ」
「なに?」
「これだ。」
私は懐から小さい水晶玉三つ取り出しみせる。
「こいつは私の別荘だ。中と外の時間をずらし引き伸ばしたり短くしたりできる。まあ、難点は入ったら一日は出れないのだがな。私の別荘は一時間一日だな」
「素晴らしいな。くれるのか?」
「ああ、シオンとレンの分だ」
「ありがとう。なにかお礼をしないとな」
「なら、ちょうどほしいものがあるぞ?」
そう、ほしい物がな。
「いってみ?」
「仮契約してくれ!」
いまなら聞いてくれるかな?
「いいぞ」
「え、いいのか!」
「ああ、どっちが主で従者だ?」
「そうだな、どうするか…………」
「両方すればいいじゃないですか」
「そうだな。そうするか」
両方だと、つまり二回…………嬉しいじゃないか。ナイスだ、マーテル!
「私もいいぞ」
「いくぞ」
「まって、心の準備、ん、ん〜ちゅ、ん、ぁ」
「ふぅ。まず一枚だな。次だいくぞ」
「はい…………ん…………あ…………ちゅ…………んっ! れろ…………ぴちゃ…………ぁ…………」
「旨かったぞ」
舌が入ってきた…………きもちよかった…………。
「もっとだ、もっとよこせ」
やみつきになってしまった。
「ちょ! やめ
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