暁 〜小説投稿サイト〜
IS《インフィニット・ストラトス》‐砂色の想い‐
番外編 IF カルラプール物語
[7/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
会のお姉さんすごい胸。何食べたらあんなのになるんだろう? 少し分けてくれないかなあ……
 ちなみに私は一緒に参加する人がいなかったので二人の応援です。レースは先ほど2人が泳いでいた50mプールに設置された中央の島のフラッグを取るだけ。取るのは一人でも出来るけど途中の道はペアじゃないと進めなくて落ちたら失格と。ちなみに中央の島に行くには5つの島があってそれぞれ障害をくぐりぬけないと行けない様になっています。
 んー、でもこのワイヤーで島を宙に浮かせて人が届かないギリギリの距離をキープするのって力入れすぎじゃありませんか?

「お2人とも頑張ってくださいねー!」

 私が手を振ると気付いたのか二人が軽く手を振ってくれました。
相手が一般人ならこの2人は優勝候補筆頭でしょうし、まず負けることは無いと思いますけどね。

『さあ! レース開始5秒前! 3・2・1・レディー、ゴー!』

 空砲の音と共に12組24人が一斉に動き出します。このレース、基本ルールは唯一つ。先にフラッグを取るだけなので他は何でもありです。そうつまり妨害も。
 そうなると一番最初に壮絶な妨害合戦が始まります。水着を取る人、落とす人、足払いをする人等など。鈴さんとセシリアさんは上手くカウンターをしてトップクラスに追いつきますが……これまずいですね。参加最年少組みの2人がこの動きを見せたせいで以降の妨害が集中してます。
 そんな妨害を鬱陶しく思ったのか鈴さんとセシリアさんがラリアット(女性がラリアットって……格闘技でもやってるんでしょうか?)を仕掛けてきた2人組みの水着を素早く剥ぎ取って観客に放り投げました。
 うわー……エグい。文字通り投げ込まれた場所は男性達が大いに湧いています。そりゃ湧きますよね。

 妨害さえなければ二人は候補生。一般人向けの障害なんてあってないようなものです。

 本当は固定しないといけない島を2人はロープの上と途中にある小さい島を巧みに跳躍しながら島を渡りきります。
 その後の強烈な放水で本当なら片方が止めている間にもう一人が先に進むという仕掛けも猛スピードで潜り抜けることで飛ばされる前に通り過ぎました。
 その行為のせいで会場がまた湧きます。
私もやろうと思えば出来なくは無いんですけど……結構賭けですよね。恋は盲目ってことなんでしょうか?
 障害レース怖しといより設定ブレイカーですよね。チート級です。

「ねえねえ君」

「はい?」

 ふと、後ろから掛けられた声に振り返ると……知らない男性が立っていました? えっと、誰ですか?

「君可愛いけど一人? よかったらお茶でもどうかな?」

「えーっと」

 これはあれですか。所謂ナンパという奴なのでしょうか?私に? うむむ、女性としては魅力があるということ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ