旅立ちと…決断と…
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っていくためには、ひたすら自分を強化しなきゃならない。お前も重々承知だろうけど、MMORPGってのはプレイヤー間のリソースの奪い合いなんだ。システムが供給する限られた金とアイテムと経験値を、より多く獲得したやつだけが強くなれる。……この始まりの街周辺のフィールドは、同じことを考える連中に狩りつくされて、すぐに枯渇するだろう。モンスターの再湧出をひたすら探し回るはめになる。今のうちに次の村を拠点にしたほうがいい。俺は、道も危険なポイントも全部知ってるからレベル1の今でも安全に辿り着ける」
なげぇ…まあ、俺はレベル1じゃないけどねん!
だけどクラインは迷ってる
「でも……でもよ。前に言ったろ。おりゃ、他のゲームでダチだったやつらと一緒に徹夜でならんでソフト買ったんだ。そいつらももうログインして、さっきよ広場にいるはずだ。置いて…いけねえ」
「おおーかっこいいなクライン!男らしいじゃねえか。俺は次の街までのマップはとってある。このデータ送るよ」
キリトはいますごく考えているんだろう。
クラインの仲間もつれていけるか…
「キリト…クラインが考えたんだ受け止めてやろうぜ?」
「そうだな…。なら、ここで別れよう。何かあったらメッセージ飛ばしてくれ。…じゃあ、またな、クライン」
決断できたな…。
「じゃあねー!クライン!俺にもなにかあむたらメッセージ飛ばしてねー!」
「キリト」
「おい、キリトよ!おめぇ、本物は案外カワイイ顔してやがんな!結構好みだぜ!オレ!!」
ホモか…あの生物が来るぞ……。
まあキリトの顔は中性的な顔だけどよお
「お前もその野武士ヅラの方が十倍似合ってるよ!」
確かにこっちの方が似合ってる。
「じゃあ行くか、キリト」
「そうだな」
「「うおおおおおおおおおお!!!」」
俺とキリトは叫びながら走った。次の街に向かって、POPするモンスター達を倒しながら…。
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