旅立ちと…決断と…
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こんにちは。ハデスです。
リアルの顔になりました。
「うおっ………オレじゃん……」
クラインが鏡を覗いていった。
「お前らがクラインとハデスか!?」
「おめぇらがキリトとハデスか!?」
二人の声もボイスエフェクタが停止しているみたいでさっきと声が違かった。
二人ともの手から鏡が落ち、地面に落ちて破砕音と共に消滅した
俺は手鏡をアイテムストレージにいれ
周りを見回すと、ゲームにいそうなキャラクターめいた美男美女の群れではなく。
現実のゲームショウの会場からひしめく客をかき集めて鎧とかを着せればできるだろう。
ゲームで設定した性別も戻ったらしく、やっぱり男でも女キャラにしてるやつはいるんだなー。
やはりゲームは女でやるひと少ないのか?まあいるっちゃ結構いるけど
でもこの再現度はすごいなぁ
少し細部に違和感は残るけど
んーなぜこんなことに?
ナーヴギア?
「……そうか!」
キリトがいきなり声をだした。
「ナーヴギアは、高密度の信号素子で頭から顔全面をすっぽり覆っている。つまり、脳だけじゃなくて、顔の表面の形も精細に把握できるんだ」
「で、でもよ。身長とか……体格はどうなんだよ」
クラインは小声で言って周りを見回した
だよなぁ、みんな小さくなってる気がする
やっぱり大きい方がいいのかねぇ
俺とかキリトとかクラインは視点の高さの差異によって動作が阻害されるのを防ぐためにアバターと身長を同じにしている。
ちなみに俺の身長はキリトより少し大きいくらいだ。
「そいや、ナーヴギア初めて着けたときセットアップステージでキャリブレーションで自分の体触ったろ?」
「あぁ、オレが言おうとしたのに…」
「ははは、ごめんなクライン」
「あ、ああ…そうか、そういうことか……」
ちなみにキャリブレーションとは…装着者の体表面感覚を再現するため、《手をどれだけ動かしたら自分の体に触れるか》の基準値を測る作業のことだよん!!
それ使えばナーヴギアに自分の体格を教えるってことになるなー
「現実」
キリトが呟いた
「あいつはさっきそう言った。これは現実だと。このポリゴンのアバターと……数値化されたヒットポイントは、両方本物の体であり、命なんだと。それを強制的に認識させるために、茅場は俺たちの現実そのままの顔と体を再現したんだ…」
認識してる人には迷惑だなこれ。
まあ、これでみんな「現実だ。」「あいつの言ったことは本当だと」言うことがわかっただろう
「でも……でもよぉ、キリト」
クラインは理解はしているが受け止めきれてないようだ
キリトは…受け止めてるな。
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