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ONE PIECE NOVEL -SHISHI BREAK STORY-
第01話 援軍到着
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!?海軍が正義!!?そんなものはいくらでも塗り替えられて来た!!」
大口を開けながら話すドフラミンゴ。
「『平和』を知らねぇガキ共と『戦争』を知らねぇガキ共とでは持つ価値観が違う!!誰が正義の反対は悪だと決めた!?何故、悪だと滅ぼされなきゃいけねぇ!?正義は勝つ!?そりゃそうだ!!」
戦争が続き、常に死と隣り合わせの状況で育った子供はこれが当たり前の事だと思い、平和で裕福な状況で育った子供はそれが当たり前だと思う。
人が認識するものは常に変わる……そこまで言うと、ドフラミンゴは最後に自分自身が持つ「力が全て」の考えを声高らかに上げた。
「どれが正義か悪なのか関係ねぇ!!勝者だけが正義だ!!!」
その頃、別の場所では……
「この機を逃すなぁ!!オーズの開いた道から湾内へ進めぇ!!!」
「こんな氷塊、あたしにとっては朝飯前だよ!」
そんな言葉の後、すぐに白ひげ海賊団の傘下である『氷の魔女』の異名を持つホワイティベイが乗る砕氷船が湾頭を突破し、青キジによって凍らされた氷の海を進もうとしていた。
「報告します!!湾頭の2ヶ所を突破されました。このままでは大きく攻め込まれる事になります!センゴク元帥!!」
「……問題はない。」
海兵からその様子を伝えられた海軍本部のトップであり全海兵を束ねる最高権力者でもあるセンゴクは処刑台から眉一つ動かさずに答えた。
「そろそろ頃合いだな……」
そう言って電伝虫を手に取ると、ある人物に通信を入れた。
「おつるさん、作戦に移るぞ。」
センゴクが通信を入れたのは海軍本部中将であるつるであり、大参謀としての役目を担っていた
「"そろそろかい?分かったよ……全艦全兵に通信を!"」
その言葉を機に至るところで、海兵達が持つ電伝虫に通信が入った……その様子を一人の男だけが気づいていた。
黒のバンダナに三日月の様な白いひげ、常人と比べ遙かに大きい体に大小の傷をあり、右手には巨大な薙刀を持った白ひげ海賊団船長『白ひげ』エドワード・ニューゲートであった。
「グラララララ……あいつめ、何か企んでやがるな………。智将…『仏のセンゴク』……!!」
そう言いながら白ひげは処刑台にいるセンゴクを睨みつけていた。
一方、通信を終えたセンゴクは再び口を閉じ、処刑台から白ひげを監視していた。その隣には膝をつき、後ろ手に海楼石と呼ばれる手錠をはめられて傷ついたエースの姿があった……そこへ
「ジジィ……」
「何の用だ?ガープ…まさかお前……」
「心配せんでも海賊の悪党にゃ同情せんわい。」
後ろから姿を現
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