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ONE PIECE NOVEL -SHISHI BREAK STORY-
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を前に持ってくる。そこから出てきたのは……
「ピコピコ○ンマー?」
「はい、叩いて♪かぶって♪でおなじみのピコピコハン○ーです。」
少女の手にはおもちゃ屋では定番と言っていいほどのおもちゃが握られていた。ダーツの時と同じく目を点にする俺。
「あー…それでどうするわけ?」
「どうするってこうするんですよ。」
俺が呆気に取られていると、少女はもう片方の手の人差し指をこめかみに当てて、目を閉じた。すると……
「!?」
突然、ピコピコハ○マーが光り始め、どんどん大きくなりさっきよりも10倍の大きさになっていった。
「今、神様に連絡をしてあなたを別世界へ送るための力を送ってもらいました。これで叩けば、全て終了です。さあ!!やっちゃいましょう!!」
そう言って、少女は大きくなったピコピ○ハンマーを振り上げる。
「ちょっと待て!!もっと他に方法がなかったのか!?」
あまりのことに驚いて後ずさる俺……おもちゃとはいえ、あんだけでかい物で殴られたらかすり傷程度で済むはずがない。
「これが一番効率がいいんですよ。今はこれですけど、昔は金属バットやフライパンだったらしいですよ?」
「何でそんな無敵とか夢は世界征服とか野望持ってる高校生が持ってるような物ばっかりなんだよ!!」
「そんな事知らないわよ。とにかくさっさと済ませるわよ!!」
再びハンマーを振り上げながら、満面の笑顔でジリジリと寄ってくる。
「だ、だからちょっと待てって!!あっ、そうだ!名前!名前をまだ聞いてなかった!!」
「確かにまだ名乗ってませんでしたね。私の名前はメルエと言います。それじゃあ、いってらっしゃい!!」
メルエは思いっきりハンマーを振り下ろした。
「おいっ!!ちょっ!!まっ……」
次の瞬間、俺は再び意識を失った。
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