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ONE PIECE NOVEL -SHISHI BREAK STORY-
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のように明るくなった。
「(くっ……これは一体!?)」
突然の出来事に動揺した獅子だったが、次の瞬間、光が体全体を包み込むかのように覆い被さり、意識を失った。
「ん……んん……」
まぶたをゆっくり開けながら獅子は目を覚ました。
「……ここはどこだ?確か横断歩道を渡ろうとして、いきなり目の前が真っ白になったと思ったら……」
そう言いながら辺りを見回そうとした瞬間…
「やっほー!目が覚めた?」
目の前に桃色の髪の毛に白のローブを着た美少女の顔があった。
「おわっ!!」
急に出てきた顔に驚き、横たわっている体を起こした。当然その結果は……
ゴン!!!!
「っ!」
「いったあああああああーーーーーーーーいい!!」
鈍い音が響き渡り、二人しておでこを押さえた。
「ちょっと!!いきなり起き上がらないでよね!!」
少し涙目になりながら少女が文句を言ってくる。
「ああ、すまない……って何で俺が謝らなければならないんだ!!」
「そっちからぶつかって来たんでしょ!!」
「ふざけんな!お前がいきなり顔を出すからだろ!」
「何よ!」
「何だよ!」
おでこを押さえながら水掛け論を繰り返し、にらみ合う二人。
「うぅー……ハッ!こんな事してる場合じゃなかった。」
これ以上は無駄と判断したのか、急に少女が何か思い出し方のように表情を変えた。
「おい、話はまだ終わって……」
「あなた、仁道獅子よね?」
「話聞けよ……まあ、そうだが?」
呆れながらも獅子は少女に聞かれた質問に答えた。
「良かった。それじゃあ、はいこれ。」
そう言うと少女はローブに手を突っ込み、一枚の紙を取り出して獅子に渡した。差し出された紙を受け取り、俺は不審そうに眺めた。
「何だこれ?」
「読めば分かるから。」
「は?ていうかここって一体どこ……」
「いいから読んで!!」
急に顔を真っ赤にして怒り出す少女……俺、何か悪いことした?
「わ、分かったよ。えーと、なになに……」
そう言いいながら紙を見ると何やら文字が書かれている。
『初めまして、私、神様と言います。そして、おめでとうございます仁道獅子殿。あなたはこの度、好きな世界への移動する権利を獲得いたしました。つきましては注意事項や特典についてをご説明したいと思います。』
「おい、冗談は……」
「いいから最後まで読んでください!!」
またも顔を真っ赤にして怒り出す少女……だから、俺何か悪いことした?
『
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