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魔法少女リリカルなのは 小さい頃から時空管理局に勤めていた少年
痕跡
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のだけれども。
部隊長専用の抜け道とかを期待していた。
「わかりました。頑張ってみます。」
『すまない。』
通信機を切ると毎度同じく履歴を消して避難をした。
重要書類保管室。
重要書類保管室はドアがない部隊機密の情報庫。
多くの歴史的資料から現代資料を取り扱う書庫。
重要書類保管室は転移魔法が使用できる僕がいないと入れない様に作られている。
と言っても壁を壊されては意味がないけど。
それに重要書類保管室は無限書庫で分からないことが分かったりする。
地上本部の上層部は重要書類保管室のことを「第二の無限書庫」と呼ぶ。
僕は魔力を抑えながら転移魔法を使った。
重要書類保管室に入ってしまえば勝ったも同然。
あとは魔力反応を抑えてじっとしてよっと。
それとちょっと抵抗しようかな。
この部屋にある隊舎全体に広がる防衛システムを起動して。


「なのはさん。」
ティアナも気づいたの。
やっぱり成長しているよ。
「うん。もっと奥で魔力を感じたんだよね。」
「はい。」
誰かがいるのは間違いがないでも結界の外に逃げ出さないと言うことは低ランクの魔導師。
そんな人は強行調査専門部隊にいなかったはず。
それならいったい誰がこんなことを。
『緊急事態発生。緊急事態発生。』
えっ。
『隊舎内に不審者を発見。防衛システムを作動します。局員を戦闘準備をしてください。』
すると警備ロボット(とあるシリーズで出ているもの。)が取り囲んできた。
もちろん対した攻撃力を持っているはずもない。
不可解なのは防衛システムを起動させることができたこと。
部外者なら出来ないはず。
それに部隊の上層部しかシステムを起動出来ない。
となると私が疑っていたスクライア二等陸士は今回の犯人ではない。
となるとモンディアル三等陸尉かオオカリ二等陸佐、未来君の誰か。
しかしそれだけ大きいな魔力反応はなかった。
ならいったい誰が?
ガシャーン。
「へっ?」
どうしてここからものとがしたの?
確かここは案内図では何もないただの空洞だったはず。
ってまさか。
「ティア。ここの壁を壊して。」
「えっ、でも。」
「いいから。」
するとティアナが魔法を使って壁を撃ち抜いてしまった。
「嘘だろ。どんな教育をされたら壁をぶち破るんだよ。」
そこには私の予想通りオーリ・スクライア二等陸士がいた。
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