第十八話
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らやりがいがあるわね」
「あるんすね……」
手錠を振り回しながらニヤニヤ笑う小兎姫さんでした。
「どうだパチュリーに美鈴? 飲んでるか?」
「飲んでるわ」
「飲んでますよ。後、みすずじゃなくてめいりんですからね」
……メタな発言すんなよ……。
『作者はみすずで漢字変換してます。だってめいりんだと明倫しか無理なんだよ』
「日本酒は初めて飲むけど……ワインよりかは美味いかもね」
パチュリーはそう言って盃に注がれた日本酒を飲んでいる。ちなみに品名は黒霧島だったりする。
「ぷはぁ、やっぱり日本酒は美味いですね〜」
大きめの盃に注がれた日本酒を美鈴がぐいっと飲んで親父臭い発言をしている。
少し飲み過ぎのせいか、美鈴の頬はほんのりと赤く胸元も一、二個のボタンを外してその大きな果実が少し見えていた。
ムフフフ、絶景かな絶景かな。
「むぅ〜助平な視線を感じます……」
美鈴が視線の気付いたのか俺に視線を向けるが、俺はその直前で視線を変えて日本酒を飲んでいた。
ふぅ危ない危ない……。お前のは大きすぎるんだよ。
「……ふぅ、少し身体が熱いわね」
パチュリーがそう言って胸元を開けて手をパタパタと降って空気を送っている……此方も絶景かな絶景かな。
パチュリーは着痩せするタイプなんですね、分かります。今度試験に出るからね。
「霊夢ぅ〜私と一緒に吸血鬼になりなさいよ〜」
「五月蝿いわねッ!! 何で私が吸血鬼にならないといけないのよッ!!」
違うところではレミリアにせがまれている霊夢が怒っている。
「あら、霊夢の吸血鬼かなんてゆ、許さないわよ」
「……そう言いつつも何を悶えているんすか紫さん?」
何故か頬を赤くして悶えている紫さんである。多分、霊夢の吸血鬼姿を想像していたな。
「ハハハ、霊夢は吸血鬼より悪霊の方が似合いそうだよ」
酔った魅魔がゲラゲラと笑いながらそう言う。てかエビフライ食べ過ぎだ。
「何ですって魅魔ァ〜ッ!!」
「げ、霊夢の夢想封印が来るぞッ!!」
顔を真っ赤にした霊夢が夢想封印のスペルカードを出して魅魔に襲い掛かる。
「ハハハッ!! 私にかかればこんなもん避けられるよッ!!」
魅魔は右手にエビフライを持ちながら夢想封印の攻撃を避けていく。何気に凄いなおい。
「あややや、これは号外の新聞が出せますよッ!!」
「おいおい文……ん?」
写真を撮りまくる文に溜め息を吐いた時、ふと視界の隅に一人の女性が目に入った。
その女性は頭に帽子を被り、三角巾のような物を付け髪はショートヘアで色はピンク、全体的に水色の服を着ていた。
「………
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