閉じ込められたった……
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ハデスside
こんにちはハデスです!
メニュー・ウインドウ開いたらログアウトボタンがなかったですはい。
きゃーどうしよー
もしかして、このゲームの仕様だったり?
いやーでもそんなことないかなー?運営の失敗?
茅場がそんな失敗するか?否、するはずがないよなあ。
それにSAOの開発運営元のアーガスは、ユーザー重視ってことだったよなぁ。
んーなんなんだこれ。
まあ、とりあえず、GMコールを…。
反応ないなー、なにやってんだ運営。
んー他にログアウト方法は…ないなあ。
ま、あいつが俺のナーヴギアをはずしてくれればいいけどなあ。
考え事をしてる途中に突然、リンゴーン、リンゴーンと鐘のような音が鳴り響いた。
「は?え?」
突然俺の体が鮮やかなブルーの光に包まれた。
ん?転移結晶?使ってないぞ?
ん?《はじまりの街》か?それに中央広場か
お、キリトとクラインじゃん
「キリトークラインー!」
「ハデス!これどういうことか分かるか!?俺のピザが!」
おいおいそこかよー
「落ち着けよクライン。ハデス、分かるか?」
「このゲームの仕様じゃね?GMコールしても無駄だし、アーガスがこんな失敗するはずない。それにね、茅場がこんな失敗するか?」
「じゃね?って軽いな。」
回りがざわつきだす。
「どうなるの?」
「これでログアウトできるのか?」
「早くしてくれよ」
ざわめきが次第に苛立ちの色合いを増し
「ふざねんな」
「GM出てこい」
等のわめき声も聞こえた。
うるせえ。
「あっ……上を見ろ!!」
突然、そう聞こえた。
反射的にみんなが上を見る。
もちろん、俺もキリトもクラインも。
そしたら異様なものが…
百メートル上空、第二層の底を何かが赤く染めていく
その赤いものには【Warning】、【System Announcement】の文字が。
みんな驚いてるなぁ
そして静かになったな。
空を埋め尽くす真紅のパターンの中央部分が、血の雫のように垂れてきて空中で形を作っていった。
身長二十メートルくらいの、真紅のフード付きローブを纏った巨大な人の姿だった。
ん?茅場か?
顔がないな?ローブの中は真っ暗だな?
そして手袋だけが覗いてでてきた。
体もないのか?
「そろそろ話してくれるかあ?ここに呼ばれた意味をよぉ。」
回りの人達は何を言っているんだ?って顔をしているな。
まあ、すぐわかるさ。
『プレイ
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