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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
第二巻
【第六十二話】
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直ぐに解決したいしな、これが。――まあ、俺がフランスに身売りしてシャルルの罪を許してもらうって手もあるが――」

「そ、それはダメだよっ!……僕なんかの為に、ヒルトの人生を犠牲にするなんて…」

「…まあそれはあくまでも最終手段って事だ――でもさ、俺はシャルルの為なら何でもするぞ?――シャルルだけじゃない、友人が困ってるなら出来るだけ力になるのが友としての仕事だしな。――金関係はダメだがな。――まあ決めるのはシャルルだから考えてみて」

「…うん。ヒルトの言った最終手段以外で考えてみるね」


――結局、俺は彼女の為に何か出来ただろうか?

俺の独りよがりじゃないだろうか…?

友人が――とは言ったが、迷惑でお節介ではなかっただろうか?


そんなことを考えながら、俺は目を開き、シャルルに再度視線を移した――。
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