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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
第二巻
【第五十七話】
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後ね。でも良いのか?」
「うん。僕はあまり汗をかかないし、すぐにシャワーを浴びなくてもそんなに気にならないし」
「わかった。なら使わせてもらうよ――後、あまり遠慮しなくて構わないからな?先に使いたい時は言えばいいし、ルームメイトで気をつかってたら疲れるしな」
「うん。ありがとう」
先程と同じように、シャルルは此方に笑顔を見せる。
うーん…自然なお礼にタイミングよく笑顔を見せるからドキドキするのかもしれない。
……多分だが。
「そういえばヒルトはいつも放課後にISの特訓しているって聞いたけど、そうなの?」
「ん?少し違うかな。ルームメイトになったから言うが、俺は放課後は勿論、夜は夜で周辺視野と瞬間視、イメトレ。朝の早い時間に基礎体力のトレーニングしてるからな。IS使える時間は決められてる以上出来ることはある程度やらないと、俺は落ちこぼれの劣等生だからな…。やれることやって追い付かないといけないし」
事実、まだまだ覚えることもあれば体力も代表候補生よりもまだまだ劣っているし。
周辺視野と瞬間視は役に立つって美冬が言ってたからやってはいるが…いまいち実感がわかない…。
――今日はシャルル及び未来の引っ越しがあったので休みにはしたのだが、シャルルの荷物が殆ど無く――エロ本すら無かったのには若干ショックもあったが、周りが女子ばかりって事もあっての配慮かもしれないな。
――俺は気にせず持ってくるが。
それよりも未来の引っ越しの方が大変だった。
部屋は美冬と同じ部屋になったようだから気遣いもあまりないだろうからいいが――。
「ヒルト、スゴいね。僕も頑張らないと――ところでさ、僕も放課後の特訓加わっていいかな?何かお礼がしたいし、専用機もあるから少しくらいは役に立てると思うんだ」
「いいのか?俺と特訓すると遅れるかもしれないぞ?」
「ヒルト、気遣いは無用だよ?ルームメイトなんだから、甘えてもいいんだよ?」
「……わかった。ならシャルル、迷惑かけるがお願いするよ」
「ふふっ。僕たち友達なんだから遠慮しないで」
「あぁ、なら頼むよ」
「うん。任せて」
――本来なら自身の特訓もあるだろうに…非常にありがたい申し出に、今日からシャルルに足を向けて眠れないな。
いや、向けて寝ないんだけどな、これが。
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