幼女がやって来た!
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女が現れた。
「なんだこいつは?」
空中に現れた少女は命令してくる。
「そこのひとを〜おいて〜たちされ〜」
「ふざけるな!」
「悪いがそんなわけにはいかないんでな!」
「ん〜こうしょうけつれつ〜これより、きょうせいはいじょになるけ
どいいですか〜?」
「やれるもんならやってみろ!」
「はい〜やりますね〜」
その声が聞こえた次の瞬間、風切り音が聞こえたと思ったら、男達の
腕や首、足などが落ちていく。
「「「「「「ぎゃああああああ!!」」」」」」
「ばっばかな、こんなことが……………」
「くそっ! 逃げろっ!」
「ひぃっ!」
「逃がしません〜もう遅いの〜〜」
「やるしかねぇ!」
彼女が手を振るだけで、魔法使いの障壁もろとも風の刃で切り裂かれ
、血の雨を降らして行く。
「喰らえ!」
剣や矢などの物理攻撃が少女を通り抜けていく。もしかして、妖精と
かのたぐいか?
「くそ、化け物め。魔法ならどうだ! 光の精霊333柱! 集い来た
りて 敵を射て!! 魔法の射手!!」
やはり、こいつらかなりの実力者だな…………このままじゃ私は死ん
でしまうが…………どうなる?
「すご〜い。こっちもいくよ〜魔法の射手、連弾、風の精霊5555柱〜
」
「「「「嘘だろっ!、ありえねえ!」」」」
その気持ち分かる。空一面にうめつくされた圧倒的なる物量の魔法の
射手……………規格外にもほどがある。
そして、放たれたそれは流星のように綺麗だった。ただ、5分後には
動く者も無く、血の海が広がっているだけだった。
「にがしました〜まぁ〜いいか〜」
2、3人はなんとか逃げのびたようだ。
「おい、私を…………どうする気…………?」
「あるじのとこにつれてくの〜」
「逆らっても無駄だか。いいだろう、連れていけ」
「うん〜」
私は空中に浮され森の奥へと連れていかれた。
シオン
『あるじ〜どこつれてく?』
ん、来たか。そうだな、家の方でいいよ。
「おにぃさま……………おきゃくさん?」
どこからともなく、レンの声が聞こえて来る。
「ああ、多分エヴァンジェリンって子」
「………しってる………の?」
「聞いたことがあるだけだ。お前の友達としていいかもな。同じ真祖
のはずだから」
「……………(こく」
「もう少し、寝ていなさい」
「………………(こくこく」
さて、どうなるかな。昼飯の準備でもしとくか。
エヴァ
「なんだこれは!」
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