§34 撃墜されても死亡フラグになりはしない
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けた声を出して下に目を向ければ、銀に輝く巨大な剣が迫っている。これは流石にナイフで迎撃出来ない。
「邪気化でスルーしても良いんだけど呪力が勿体ないしねぇ」
嘯いた黎斗の前方空間で細い何かが蠢いた。順調に向かってきていた鈍色の巨剣は、黎斗の眼前数mの所で、その動きを止め―――直後、大量に分割されて落下していく。
「邪眼の前で、飛び権能は無駄だよ」
邪眼で切れ味を鈍らせ、特注ワイヤーで切り刻んだ。
「これで終わりかな?」
地表を睨む。攻撃を仕掛けてきたのは予想通り―――
「にしてもやってくれるなぁ、オイ……!!」
「やぁ、お久しぶり」
好戦的な目で見つめる欧州最強の剣士。不敵な笑みと共に黎斗の前に再び姿を現した彼は、翼を顕現している黎斗を見て、嗤った。
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