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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
第二巻
【第五十六話】
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ルを、俺と美冬の間に座らせて。
「え?何でだ?何で二人とも俺から離れるんだ?」
「お前が俺たち二人にとっての危険人物と認識したからだ。悪いが男と付き合うつもりなどない。てかあり得ん」
「さ、流石に今のはドン引きだよ…。お兄ちゃんの貞操の危機だよ……!」
「……織斑君、出来れば女の子と付き合う方がいいと思うけど……?」
美冬は俺の身を案じ、未来は織斑に対してまっとうな事を小声で言っている。
「……男同士がいいって何よ……」
「……織斑さん、不健全だと思いますわ……」
「……灯台もと暗しに気づかぬ愚か者め……」
三人とも小声で喋っているが、俺にはまる聞こえ――当の織斑は、何でだかわからないといった表情だが……明らかに自分は男が好きですよ発言に近い内容。
――とにかく、俺は最悪殴って逃げるがシャルルが危ないからな…部屋割りも俺と一緒になる方が彼も余計な心配しなくてもよくなるだろう――。
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