§30 鬼の王と正道邪道
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。最終手段もダメとくればしょうがない。極力使いたくなかったが非常手段だ)
フェニックスの権能を発動、吹き飛ばされる瞬間に未来に跳ぶ。
「……ぬっ?」
必殺の鉄棒は空を切った。違和感を感じた酒呑童子の瞳は、次の瞬間驚愕に染まる。
「よぉ大将。マジでッ、容赦ッ、無ぇぞッ!!」
完全復活を遂げた黎斗が、ゼロ距離射程で、三昧真火を叩きつける。道術の最高峰たる紅蓮の業火は、周囲を根こそぎ焼き尽くす。
「あの猿猴神君ですら致命傷となりうる術だよ。流石に大将でも無傷じゃ済まないっしょ」
距離をとりつつ追撃の準備。鬼が消えていないということは、彼の大鬼神は生きている、だが倒せてなくても、相当な深手は与えたはずだ。
「甘い、甘いわぁ!!」
白煙を消し飛ばし現るは、無傷に等しい巨躯の鬼王。??未だ、健在。
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