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武で語るがよい!
原作介入
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たくなるような顔をしているがひとまず置いて置く

「あぁ、まぁ…通りすがりの高町さんのクラスメートだ
取り合えず、高町さんの治療をお願いしていいかな? 恐らく唯の疲労だと思うけど」

そう言いながら俺はスクライアから地面に寝かせている高町さんへ視線を移す。

「は、はい!」

高町さんへと駆け寄ったスクライアは手を翳し、呪文を唱える。すると翠色の魔力に覆われた高町さんの寝顔から幾分か疲れが抜け、穏やかな表情へと代わって行く。

「えっと……なのはの治療は終りました」

そう言ってスクライアは俺の顔と怪我を見ながら心配そうな目で俺を見てくる
『僕が治しましょうか?』とまるで言いたげな表情だ。

「あぁ、この傷なら心配するな」

「で、ですが……」

やはり俺の傷が心配の様である……。
突然現れて、魔法関係のことをスルーして喋る俺に対して疑惑を持ちながらも俺の怪我を心配するとは……お人好しと言うか何と言うか。……でもまぁ、この怪我なら心配になるか…。

そう思いながら自分の両手の甲を見ると、中々に酷いものである
血は止まっているが、見た感じ血管を傷つけたか? と思えるほどだ。
鉄塊を使えるといっても発動しなければ、今回の様に怪我をする事は度々有った
そう、度々有ったのだ。だから怪我(これ)に対する処置も心得ている

俺は自分の怪我をした両手の甲に意識を集中する
そして、自分の傷口にいる細胞一つ一つの動きを活発にする!

「―――生命帰還」

六式ではないがそれに準ずる技……生命帰還
生命帰還は己の細胞又は神経をコントロールをして、体内状態を制御する技……。
まぁ、簡単に説明すると細胞活性による治癒や細胞分裂を繰り返すことで髪を伸ばしたり
髪を自分の手足の様にコントロールする事が出来る、とまぁCP9のクマドリと同じ事ができるのである。

「す、凄い、魔力も使わずに傷が治っていく」

スクライアが賞賛の声を上げている間にも、傷口はどんどんと元の状態へと戻っていく
この技には修行で怪我をした時とかにお世話になった……。
もし、生命帰還を取得出来なかったら母さんによって山への出入りが禁止されていただろ
なんせ月歩の修行の時にミスして、高さ5メートルから落ちて足の骨折ったり、鉄塊の発動が不発して丸太の一撃をもろに受け、肋骨を数本折ったり……とまぁ色々有ったのだ、だから擦り傷ぐらいだったら、そこまで時間を掛けずに治せる。

「ほれ、心配いらなかったろ?」

そう言って俺はスクライアに自分の両手の甲を見せる

「か、完全に治ってる……い、いったいどうやって
いや……それよりも確認したい事があります、貴方は魔導士なんですか?」

「いや、俺は魔導士じゃないよ。
魔導士ってリ
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