暁 〜小説投稿サイト〜
サキュとやっちゃいます!! 三人が繰り広げるハートフルな毎日。 聖道のハートフルボッコな現実。
ホルモンでキャンプ!!さぁ、マミってこーぜ!!
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ろ。言葉が解るからな」


「あら、お兄ちゃん。今日は良くマミる日だね」


妹よ。そのフレーズを何処で覚えたんだ。やはりあの血だまりスケッチなるアニメか!! 兄に似て意外にお前もヲタクなんだな……。


「とか言う前にだな!! お前達俺を助けろ!!」


「一度助けたじゃ無いか」


「何度も助けろ!!」


「おいモン太、伏せだ」


また犬は体ごと頭を吐き捨て、伏せをした。


「お兄ちゃん大丈夫?」


「これが大丈夫に見えるか?」


「うん、お兄ちゃんは私を残して死なないって約束したもんね」


「いきなりその話しか!!」


「えへへっ」


「何の話しだ?」


「いーや、何でも無い」


「妹と、どぅえきとぅぇる〜」


「お前はあのツンデレ声優か!!」


「失礼しました。殿、お仕置きですか?」


「ちくしょ〜首無しの運び屋でもやってろ!!」


「モン太、首無しライダーになりたいそうだ」


「お前もヲタクかぁああああ!!」

噛みしだく音がただ、蝉の鳴く中で違和感を発しながら小さな音で聞こえる。


「いやぁぁああああ!! 助けて〜!!」


「モン太、遊びが過ぎるぞ」


「今、命令したのはお前だろっ!!」


「お兄ちゃん、今日は絶好のマミり日和よりだね」


そうだ、これからこんな事が当たり前に続くんだ。耐えろ!! 耐えるんだ!!


「なぁ聖道。学校から学生が出て来るぞ」


「あ……、短縮授業で今日は昼までだ……」


「わぁーお兄ちゃん!! どうしよう!! みんな帰り始めたよ」


妹よ!! 今リッチがそう言ってただろっ!!

そんな妹が……可愛くて仕方ないぜチキショー!!

「夏休みは補習確定か……」


「あはは、そうだねお兄ちゃん」


「うむ、元気を出すが良い。今日は家に帰ったら私が、手によりをかけてご飯を作ってやる」


「マジか!! お前料理出来るのか!?」


「わぁーい、リッたんの手料理」


「あ、モン太。お前はとりあえず家に帰れ」

「んも〜」と牛の様な鳴き声をあげて走り去って行く。


「あれ、人を襲うんじゃ無いのか?」


ニヤニヤとごまかすリッチ。


「襲うのか?」


「あぁ、主食だ」


「まずい……だろ」


「それがなかなか美味いらしいぞ」


「そっちの意味じゃね〜よ!! ちっとは察しろや!!」


「お前を食わせても良いのだぞ」


「済みません……勘弁して下さい」

「まぁ何はともあれ家まで競走だ」


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