暁 〜小説投稿サイト〜
サキュとやっちゃいます!! 三人が繰り広げるハートフルな毎日。 聖道のハートフルボッコな現実。
ホルモンでキャンプ!!さぁ、マミってこーぜ!!
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予感しかしない。
妹だ!! 妹まで玉突きを起こしたなら、俺は間違い無く、入口の様に見えるこの大きな口の親切な牙の餌食になる!!
「咲智っ!! 決して曲がり角を曲がるな!!」
大声で咲智に呼び掛ける。
「え〜何で!?」
そして咲智は曲がり角に差し掛かる。
「何でもだ」
今、俺はバランスを崩している。
そんな折にもう一度、背中に衝撃が走った。
最後に聞こえたのはリッチの「あっ……」だった。
ドンッ!! ガシュ!!
「マミったぁぁあああ!! 俺マミったぁぁあああ!!」
「も〜リッたん、お兄ちゃん。危ないよ〜」
めちゃくちゃ血出てるぅー!!
危ないのはお前だッ!!
口を酸っぱくして言った言葉をスルーした奴の台詞だと思え無いッ!!
しかし、噛まれると解っていたにせよ状況が悪かったんだ。
そう思いたい。
こうなった今としてはマミの気持ちが良く解る。
痛かったとか苦しかったとかそんなんじゃ無い。
在りのままを恨む事もせず、ただ受け入れたに違いない。
尚も俺の頭を加えた大きな口のモンスターが、頭と体を引きはがすために首をガンガン左右に振る。
「あら、おっきなワンちゃんが、お兄ちゃんと遊んでる」
「うむ、かわいいな」
「ね〜っ♪」
「ね〜っ♪」
和むな助けろ!! 全力で助けろ!!
「あのね、リッたん……めちゃくちゃ痛いんだよ」
「うむ、見れば解る」
リッチの目がいきなり淡く光ると、大きな犬は大人しくなる。
そして俺の頭を口から体ごと吐き捨てた。
「お兄ちゃん、大丈夫?」
「咲智よ。これでもお前は受け入れるのか?」
「ん? 何が?」
また妹の背後に後光が刺してる。
受け入れるんだな……もう何も言うまい。
だかな妹よ。血みどろの兄を心配くらいしてくれないか?
この悲しい現実を俺も受け入れるべきなのか……。
「お前は、モン太じゃないか」
リッチが犬の鼻を撫で始めた。
「なんだ? お前のペットか?」
「うむ、私のペットである」
「こんな危険なもん街中で放し飼いにするな!!」
「まぁ落ち着け、手なずけ方にコツがあってな」
「どんなコツだよ!! こんなデカいのがそもそもお前の言う事なんか聞くのか?」
「覇王の血の命ずるままに、伏せっ!!」
大きな犬はクンクン鼻を鳴らしながら尻尾をふって伏せをした。
「伏せった!! このバカ犬伏せった!!」
ザクッ!! と頭蓋骨をかみしだかれる。
「気をつけ
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