暁 〜小説投稿サイト〜
サキュとやっちゃいます!! 三人が繰り広げるハートフルな毎日。 聖道のハートフルボッコな現実。
ホルモンでキャンプ!!さぁ、マミってこーぜ!!
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、高速回転するチェーンソーの様な音で下半身に迫って来る。


「洒落にならんよ♪リッたん♪」


「だってね♪洒落じゃ無いよ♪」


「いやぁぁぁああああん♪」


肉を削る音を立てながら喘ぐ様な俺の悲鳴がこの一軒家に轟いた。


「去勢しといたからな」


リッチの手には尿道と膀胱の境目ぎりぎりまでのアレとゴールデンボールが握られていた。


「切ったのね!! 私の棒と玉を切ったのね!!」


「ふん、ゴミ箱に捨てといてやる」

「済みません。土下座でも何でもしますから帰して下さい」


「仕方ないのぉ。ふんっ!!」


「いやぁああああん!!」


さっきの5割増しで情けない声を上げる。


「もう嫁げない……」


「黙れエロ道」


「さっきから二人は何してるの?」


妹よ!! これだけの惨劇を止めもしないで今まで何してたっ!!


「うむ、これはな。私の国の愛情表現だ」


「愛憎表現の間違いじゃ無いのか? このドツンデレめ!!」


「次は心臓引っこ抜くぞ」


「全力で土下座しますはいっ!!」


「遊んで無いで学校まで走るよ」


妹よ!! 前から気になってたけどお前は都合良く脳内補正でもできるのかっ!!

もしくは全てを受け入れるのか!?

「ん? どうしたの? お兄ちゃん」


「菩薩様や……後光がさしとる」


やはりお前は受け入れてるんだな、この酷い日常を本当の日常にする為に!!

まぁいい、今は学校に向かうのが最優先だ。

慌ただしく走る俺たちは夏の暑さも返り見ず、通学路を疾走して行くのだった。

「間に合って〜!!」


妹よ!! 貴様は家で何の為に時計を見た!! もう遅刻だよ遅刻っ!!


「聖道、暑いぞ。何とかしろ」


「無理だ。無茶苦茶な事ばかり言うな」


この曲がり角を曲がると学校に一直線。


この曲がり角を曲がった瞬間にッ!!


何か大きな入口の様な口があったので立ち止まり、見上げて見た。


なんだ? 目もある。やっぱりこれは口だ。

しかも体も足もあるっぽいぞ。

おまけに両目が俺を見てるし。

親切に牙を剥きだして獲物を待っているのだろう。


「ふっ、馬鹿なやつだなおま――」


不意に予期せぬ衝撃を受ける。


「痛っ!! 何をしとるのじゃ!!」


「ぎゃあああ!!」


リッチが玉突きを起こした。

しかし入口の様な大きな口の前ギリギリで俺は何とか踏ん張る。


「お兄ちゃん達早いよ〜」


曲がり角の見通しは悪い。

このままだと嫌な
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