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サキュとやっちゃいます!! 三人が繰り広げるハートフルな毎日。 聖道のハートフルボッコな現実。
ホルモンでキャンプ!!さぁ、マミってこーぜ!!
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だったって!!


「はぁ、疲れた」


風呂から上がると結局二人の相手をすることになった。


「あ、お兄ちゃん達、今日は初夜だよね」


妹が嬉しそうに、むしろやらしい顔で聞いて来た。


「無駄に嬉しそうだな」


妹は思春期なのかも知れない。


「聖道。期待し過ぎるな。何も出んぞ」


「と言うツンデレか?」


リッチが左右の人差し指を、俺の両目スレスレに翳す。と言うか爪は当たってる。


「さぁ、どっちらだ?」


「どっちも嫌だ」


「どっちも嫌って事は、どっちも……だな」

なんすか、その犬歯むき出しの満面の笑み。

「ぬぁぁあああ!!」

「アホの聖道め」


「お兄ちゃん達仲良しだね」


「お前に今度、眼鏡を買ってやる」


コレが仲睦まじい夫婦のやり取りに見えたら確実に目の病気か目が悪過ぎだ。


「わぁ〜、最近視力落ちたみたいだからよかったぁ〜」


ちなみに妹よ。さっきの心の声は口実だ。

眼鏡と言う兄の性癖も受け入れろ。

「あ、そういえばリッチ。お前ってさ。ここに来るまで何処にいた?」


「パンデモニウムだ」


「パイでも揉んでむにゅ〜? なにそれ?」


妹よ、それはあれか!! パイでフランクフルトを挟むあれか!!


「リッチよ。それは大層気持ち良さそうな場所だな」


「本気で殺すぞ」


「え〜っと、リッたんの故郷は大層気持ちが良いの?」


「あぁ、リッたんのそれは大層気持ちが良いんだよ」


そして俺は自分の腸を全て下腹部から引きずり出された。アナザーなら死んでる。

「リ゙ッだ〜ん、あ゙の゙ね゙、ぼのずごぐい゙だい゙よ」


「黙れ、これくらいじゃ死なんから安心しろ、それに開いた腹もすぐにくっつく」


「ぢょ゙っ゙ど……マ゙ジい゙だい゙」


引きずり出された腸を今度は無理矢理、在った場所に押し込んだ。


「ぐぁ゙ぁ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」


「よろこべ一カ所だけ、蝶々結びにしといたぞ」


鬼だ……コイツは間違い無く鬼だ。


「リッたんは、手品も上手いんだね〜」


「リッたんは最高の手品師なんだよ。ネットで調べてみなさい」


「うん、明日ググってみるね」


妹よ、どうせお前は忘れるんだろ?

だがそこが可愛い。

って!! 知らないと思ったら意味知ってやがったか!!


「あっ、リッたんお兄ちゃん。もうこんな時間だわ〜。寝ないと〜」


「何故そんな棒読みなんだよ!! おい!!」


しかも吹けない口笛白々しく吹いてる。

なんだなん
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