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IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
本編
生徒会とクラス代表就任パーティー
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けた。
「さて、本題に入ろうかな。君の本当の名前は何かな?」
「何のことでしょう?」
僕は惚ける。
だけど生徒会長は問い詰めてきた。
「君の戸籍情報なんだけど偽造した形跡があったんで調べたんだよ。そしたら長岡 怜っていう子はいることはいるけど君じゃなかった。まあうまく隠されてて普通じゃあ気付かないくらいに偽造されていたから調べるのは苦労したけどね」
「あらら、まさか気付いちゃうとは思いませんでした。偽造したのにこうもあっさりバレるなんて驚きです」
僕は両手を上げて降参と言いながら手を上げる。
「それだけじゃないよ。それくらいなら先生に任せるし私は関与しない。だけど戸籍情報のデータの中に更識家で使われている暗号が書いてあったから呼び出した訳だよ。君は何者?もしも敵なら容赦はしないんだけど?」
そう言うとバッと扇子を広げて睨み付けてきた。
因みに扇子には『答えなさい』の文字。
そう言ってきたので僕は答える。
「はぁ、いつぐらいに気付くかなぁと思っていたんですが予定より随分早いですね。驚きです。私に戸籍はありません。まあ理由は言えないですけど。一応、生徒会長だけが気付くように情報に穴を空けといたんです。貴女に会いたくて」
「中々の口説き文句だけど私は君に何者かって聞いたんだけど?」
「何者って記憶が飛び飛びなんで分かりません。私は記憶が所々飛んでいるんです。まあその記憶の中に更識家に関することがあったのでそちらから接触してくるように仕組んだんです。何か知っているかなって」
本当のことに嘘を織り混ぜて喋る。
生徒会長もそこら辺は分かっているのだろう。
僕が全て本当のことを喋らないということが。
顔を少し歪めて私に確認とばかりに尋ねてくる。
「君は敵なのかな?これだけは確認しないとね」
僕はそう聞かれて「味方とまでは言いませんが敵ではないですよ♪」と返した。
その答えを聞き、話はここまでと思ったのかお昼ご飯を生徒会長が全て用意してくれた。
その時に僕は生徒会長のことを楯無さん、もう一人の生徒会の方を虚さんと呼ぶことが許された。
僕も楯無さんからは怜ちゃん、虚さんからは怜さんと呼ばれることになった。
余談だが紅茶に砂糖を大量に投入したのを見た楯無さんと虚さんの顔が引きつっていたということを言っておく。
何故だろうね?
甘くて美味しいのに。
〜レイsideout〜
〜一夏side〜
「では、一年一組の代表は織斑一夏くんです。一繋がりで良い感じですね♪」
山田先生は嬉々として喋り、クラスの女子の殆どが大いに盛り上が
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