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IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
本編
生徒会とクラス代表就任パーティー
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〜レイside〜
セシリアさんとの勝負が終わったら昨日と同じく一夏に抱きしめられた。
一夏は矢継ぎ早に「やっぱ怜はスゲェ奴だな!」とか言って抱きしめる力がどんどん増して、胸に顔が押し付けられて息が出来なくなりそうだったのでボディーブローを入れて僕は「窒息死させる気?喜んでくれるのは良いけど程々に」と言った後、織斑先生と箒さんが一夏を何処かに連行していった。
僕はそれを見て苦笑しながらヤマヤ先生に報告等を済ませて廊下に出た。
その後
人気
(
ひとけ
)
のないところに移動し、後ろにいる誰かに話しかけた。
「えっと、どなたかは存じ上げませんが後ろをつけたりするのは良くないと思いますよ?」
「んふふ♪私の尾行に気づくとは中々やるね長岡 怜ちゃん?」
そういうと物陰から女性が一人歩いてきた。
まさかこんなに早く接触してくるなんてね…。
「一体何の用事でしょうか生徒会長様?」
「あらら、名乗らなくても知ってるんだね?まあ一応自己紹介しとくよ。私は生徒会長の更識 楯無だよ。よろしく」
扇子をバッと広げて更識生徒会長はそう名乗った。
因みに扇子には『よろしく♪』の文字。
「まあつけていたのは謝るよ。ただ何処が作ったか不明であんな性能のISを持っていた貴女に興味があってね」
「探りを入れてきたというわけですか。ですがすいません。話さないように言われているので口外出来ないんです。なのでこれで失礼します。昼食の時間ですし」
そう僕は言って踵を返し、立ち去ろうとしてら生徒会長から肩を掴まれた。
「何ですか?早く行かないと食堂が混むので用件は早めにお願いします」
「ご飯はこちらが用意するからさ、生徒会室に来てくれないかな?そっちの方が廊下で話すよりかは良いと思うんだけど?」
僕にそう言って生徒会室に誘う生徒会長。
僕としては一夏達と食べた方が楽しいけど生徒会長と接触しておくことは僕のIS学園に入ってきた理由の1つだったので了承してそのまま生徒会室に移動した。
さてと、更識か……。
僕はそのまま生徒会長に連れられて生徒会室の前まで来た。
「さ、入って入って」
「お邪魔します」
僕が入ると中には頭が良さそうな人が書類を処理していた。
「虚〜、お客様だよ!」
「分かりました会長。紅茶を持ってきます」
書類の処理を切り上げた虚という人は紅茶を淹れる為か奥に引っ込んだ。
そして生徒会長は奥にある自分の席に腰かけた。
「そこにある席に座ってくれる?」
そう言われたので僕は近くの席に腰かけた。
そして紅茶とお茶菓子が置かれ、生徒会長は紅茶を一口飲んで僕に話しか
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