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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
第二巻
【第五十三話】
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いもんっ!」
目まぐるしく表情の変わる未来を微笑ましく思いながらも、ISへと乗り移らせ、地上へと降りて――。
「お、おい有坂!」
「うぉっ!?――な、何だよ栗原」
「だ、抱っこも有りだったのかよっ!?」
そんなことを言いながら詰め寄る栗原に焦りつつ――。
「あ、あぁ。推進剤チェックしたらまだ余裕あったからな、だから――」
「そ、そうか。――つ、次はそういう事は早く言えよな」
「あ、あぁ…。――?」
そう言って、元の場所に戻っていく栗原。
一体なんだったのか――そんなことを思いつつ、未来が歩行を始めたので俺はそれに着いていった――。
「では午前の実習はここまでだ。午後は今日使った訓練機の整備を行うので、各人格納庫で班別に集合すること。専用機持ちは訓練機と自機の両方を見るように。では解散!」
時間ギリギリとはいえ、何とか全員が起動テストを終えた一組二組合同班は、格納庫にISを移してから再びグラウンドへ。
時間一杯だったおかげで皆が全力疾走でグラウンドへ戻ったおかげでほとんどの生徒は肩で息をしていた。
そんな俺たちに、織斑先生は連絡事項を伝えると山田先生と一緒に引き上げていった。
「ん〜!まぁまぁの重さだったな」
訓練機はIS専用のカートで運ぶのだが、何故か動力は付いていない。
人力という昔ながらの方法だ。
重さ的に大したこと無かったので、俺一人で押していけた。
班の皆が手伝うって言ってくれて若干驚きもしたが、運べないほど重いわけでは無かったので、先に帰らせた。
織斑の班は、俺と同じく織斑メイン――ってもやたら遅かったが。
シャルルの班は、体育会系女子が運んでいたが――。
「さて、戻りますかね。織斑、シャルル、終わったら着替えに戻るぞ」
そう二人に告げると、シャルルが口を開き――。
「え、ええっと……僕はちょっと機体の微調整をしてからいくから、二人とも先に行って着替えててよ。時間がかかるかもしれないから、待ってなくていいからね」
「そうか?なら――」
「ん?いや、別に待ってても――」
「織斑、先に行ってろってシャルルが言ってるんだから行くぞ」
織斑の首根っこを掴み、無理矢理更衣室へと連行する。
――道中――
「お、おいヒルト!何でシャルルを待たないんだよ!?」
「は?――シャルル自身が先に着替えて構わないって言ってただろ?」
「そうは言ってたけど…。待つのが友達なんじゃねえのか?」
「――はい?悪いが、シャルルの意思を尊重する方が普通だろ?一緒に着替えたくなったらそういうだろうし。無理に一緒に着
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